2014-12-29

鮨 裕(ゆたか)@茅ヶ崎 その13

今年の鮨終いは、裕ということで、連れあいと、茅ヶ崎に。

つまみ
地だこ
輪島のぶり、ひらめ、えんがわ しろいか
大間のまぐろ 赤身 

今日、築地で仕入れてきたものだそうです。なんだか、築地周辺だけ大渋滞で、大変だったそう。帰れなくて、お昼の予約のお客さんを、夜に変更してもらうことになっちゃったんだとか。

塩麹の鰆 焼き物
牡蠣の茶わん蒸し

にぎり
きんめ
中トロ
大トロ
こはだ
すみいか 東京湾
あわび  日本海の
うに軍艦 歯舞
えび ボイル

あなご つめ

追加
あかがい おくさん
みるがい さば〆 わたし 

まきもの
こはだにがり
さびかん

だしまきたまご つまみ

汁椀

デザート
市田の干し柿

生ビール*2 香取*1 三千盛*2

ほかにも、1,2品でてきたかも。〆て、29000円弱でした。お安いよね。

ご主人に、この前、日本橋 都にいくっていっていたけれど、どうでした、ときくと、
残念ながら、2ヶ月先までいっぱいで、入れなくて、㐂寿司になちゃいました、とのこと。

㐂寿司なら、じゅうぶんですよね。そういえば、浅草の一新て、ご存知ですか?

聞いたことあります。

ガビガビの江戸前ですけれど、いいですよ。と、いったばかりのくせに、都つながりということで、さっそく、吹聴。

ご主人、今度、浅草にいくので、いってみようかな。などと、おっしゃっておりました。素人相手にに、いいひとすぎです。

日常生活における安心のおいしさを、のんびり、楽しみました。ごちそうさま。それでは、良いお年を。

P.S.
帰る道すがら、年越しのお鮨に良くいった、小田原、時よし(閉店)の思い出を、つれあいが懐かしそうに話す。過ぎて行ったものの美しさにかなうものは、なかなかない。

とくに、時よしみたいに、築地からはなれて、地場もので勝負するのは、さらに、難しそうだもの。

ジジイにとって、いまでは、望んでもえられない、懐かしのお鮨屋さんなんだろう。時はゆく。

2014-12-26

「新橋 鶴八」 鮨@港区新橋 その9

今年の新橋 鶴八、喰意地納めということで、夕方、5時過ぎに予約、駅を出ると、機関車広場には季節のイルミネーションが。


分店を通り過ぎて、本店へ、暖簾がもう下がっていたので、開店時間より大分早いが、入店、3番で、少し待っててねということで、生ビールをお願いする。



つきだし
こばしら

つまみ
たこ
こぶじめ
しおむし

にぎり 二つづつ
ひらめ
ぶり
さより

半身なのに、皮の串焼きを出してくれました。
これ大好きというと、親方、ただの皮ですよ、とのこと。
わたし、でも、うれしくなちゃいます、と口答え。にこにこ。

こはだ
さば

いか(*1)

づけ

本みる(*1)
はまぐり(*1)

あなご

まきもの
ひもきゅう

たまご つまみ

生ビール*2、冷酒*1

〆て、20,000円弱。

26日は仕事納めなので、もっと混んでいるのかと思ったが、忘年会は、もう終りですよ、とのこと。きょうは、お掃除でしょう、7時くらいからいっぱいになります、だそうです。ということで、わたし以外、3人いただけで、スムーズに進行、1時間で終了となりました。冬は、たべなきゃという種がいっぱいで、大変。ご馳走さまでした。

2014-12-23

あり田 そば、うどん@厚木市岡田 その8

年が明ける前に、新そばを食べなければいけない。年越しそばにも、もう少しだし、ということで、かなり間が空いてしまったがあり田に、祝日だからと、珍しく、事前予約。バアさんも一緒に、4人で出かける。

天もりそば(二八)*2(夫婦)、ふる里そば(十割、わたし)、昆布星雲うどん(もり、次男)、鴨もりそば(次男)、天かけうどん(バアさん)を頼む。わたしも、うどん食べたかった。

さすが、新そば。あまくて、薬味いらず、おいしい。

ご主人、昆布星雲うどんの乾麺の袋(300円)をみせてくれて、夏ごろから始めたんですよ、こういうの慣れていないんで、品薄になって、大変です。とおっしゃる。

このうどん美味しいから、当然、売れますよというと、なんだか、700袋も頼む人がいて、と困り顔でした。

追い打ちで、わたしも、早速、陳列していた4袋全部、買い占める。

うどんって、茹でるの、なかなか、むづいですよねというと、そうなんです、でも、もし、ざるでたべるんなら、茹で時間は1,2分多目のほうが、透明感が出ていいですよ。たれは、少し甘めがお薦めですと、ざるしか基本食べない私に、ぴったりのアドヴァイスをいただく。

〆て、8500円ちょっと。ごちそうさまでした。

あ、うれしくて、良いお年をって云うの忘れちゃった。いかん、いかん。

2014-12-22

ZUND-BAR (ズンド・バー) ラーメン@厚木市七沢

タベログ通信 その77

ここは、もう大分、前になるが、そのころすごく有名だった高座渋谷の中村屋(移転)、その兄弟が工場だったところを店にしたということで、注目を浴びていたところだ。

好きな、和風だしの淡麗系ということで、開店当初、2.3回行ったことがあるが、いつも、非常に混んでいた。

なかなか美味しいと思ったが、お店の内装が、バブルのころの東京のモダン趣味の残がいみたいで、どんぶりがスチール製(いまも、スチール)、うるおぼえだが、はしも、そうだったような。(今回は、木の黒い塗箸=リサイクル系)で、韓国料理じゃあるまいし、ぞっとしないなぁと、敬遠気味、わざわざ、長時間並ぶのは、勘弁ねということで、いかなくなってしまったところである。

で、年も押し詰まった今日この頃、ラーメン喰いおさめに、珍しいところにと思い付き、そういえば、ZUND-BARまだあって、なかなか、人気みたい。そんなに遠くないし、たまには、いくかということで、車に乗り込み、厚木のもう土田舎、七沢のやまふところにあるお店に無事、到着。

平日の1時過ぎなのに、入店待ちが、3名ほどいらっしゃって、10分ほど待たされる。いまだに、人気あるんだぁ。

醤油らーめん(淡麗か、こくありかといわれたので、淡麗780円を)に、焙りチャーシュウごはん(550円)を注文。

醤油らーめん、確かに、和風の、すっきりしたスープで旨い、記憶よりも好印象、極細麺。トッピングは繊細な細切りのメンマに、三つ葉?半味たま、チャーシュウ(すこし硬め、特徴なし)、というもの。繊細な醤油むきの工夫があるね。

スープ、なかなか美味しいが、隠し味の胡椒が最後の方まで来ると舌に強くのこってしまって、せっかくの淡麗系に、画竜点睛が利きすぎでした、もったいない。

焙りチャーシュウごはんは、不味くないけどね、お腹かにこたえるので、ラーメン大盛りのほうが、よかったかなぁ。(大盛りあるか、知らんのだが)

という感じでした。悪くないけど、県央じゃァ、やっぱり、ブラ食でしょう。(個人的偏向による)

2014-12-21

CASA MALLA(カサマイア) カタルーニャ料理@町田市玉川学園 その11

年忘れの会を家族でということで、長男夫婦と次男の家族5人が、カサマイアにて集合する。

玉川学園商店街はクリスマス・モード全開でありました。


多勢なので、まずは、白のボトルを注文。

CLOS PONS ROC DE FOC WHITE CATALUNA 2011かな。

こくはあるが、かなり優しい味わい。奥さん、好きそう。わたしは、もう少し辛口が。

豚肝とプルーンのパテ カリカリのパン 定番
塩だらのコロッケ  塩だら!!!
しめさば 2色のダイコン、ニンジン、レタスほかのサラダ

ここいらで、赤のボトル

Altos Lanzaga Gran Viedo 2009 Rioja DOCa Viedos Telmo Rodrguez?

穏やかで、程よい深みがあり、タンニンもしっかり味わえる おいしい

ブティファラ ディクラ?ほかの野菜とともに
フィデウアのパエーリィア  定番
イノシシとレンズ豆の煮込み カサマイアでジビエとは珍しい、冬ですね

カサマイアのお楽しみドルチェ
フォンダン・ショコラ*2、チーズケーキ、焼きリンゴ、梨のタルト、フラン*3

今回は、CASA MALLAの平常レベル、〆て、50000円ちょっと。
来年もよろしく、とお見送りの、シェフ、スタッフと御挨拶、ごちそうさま。

















CLOS PONS ROC DE FOC WHITE CATALUNA 2011

クロポン ワイナリーはピレネー山脈の近く標高が高く、オリーブの産地としても名高いカタルーニャのレスガリグエス地区に位置しています。

雨が少なく、天候にも恵まれるこの地区はブドウ栽培に適した険しい丘陵地でミネラル分が豊富なオーガニックの土壌で高品質のワインを造るのに最適です。

クロポンは何代にも渡りこの地でオリーブオイルの生産をして来たポンファミリーが1985年に新たに造り始めたブティックワインです。

オーガニックの認定を受けたエレガントで高級感溢れたその味わいはすでに大変ワイン誌等でも絶賛されています。

クロポンが位置する、コステルス・デル・セグレは、比較的新しいワイン産地ですが、 険しい土地を切り開き、カリフォルニアをはじめとした世界の著名なワイン産地で研鑚したワイン醸造家、マルティ・マグリーニャ氏が最新の醸造技術を駆使して造ったワインは今までのスペインワインとは違ったスタイルとして注目されています。

このワインについてロク・デ・フォクはガリゲスの岩質ならではのテロワールと暑い気候を十分に生かした複雑味がありバランスのとれた最高級の白ワインです。カバの品種としてなじみ深いマカベオ種を100%使って造られました。ワインメーカーのマルティ氏は長年カバを造って来ましたが、マカベオ種のスティルワインは素晴らしいものが出来ると確信していたそうです。アルバジェスの町にある畑は標高500メートルほどの高台にあります。完熟したブドウは手摘みで丁寧に収穫、房のままプレス、12カ月間フレンチオーク樽で熟成しました。

熟したナシやモモなどの白い果実のような上品でフローラルなアロマが大変強く感じられます。ボディは厚め、エレガントなスパイス感、心地よい苦みを感じる滑らかな余韻が楽しめます。10℃くらいに冷やしてお飲み下さい。

とかいうやつみたい。


Altos Lanzaga Gran Viedo 2009 Rioja DOCa Viedos Telmo Rodrguez

テルモ・ロドリゲスがリオハで造るトップ・キュヴェ。テンプラニーリョ、グラシアーノ、ガルナッチャのブレンドで、リオハ・アラベサ地区のランシエゴ村にある畑(計12ha)の複数の区画(標高500~600m、計4ha、石灰質土壌、平均樹齢70から80年)に育つ葡萄を用いている。「異なる区画の葡萄の使用によりヴァイブレーションが生まれ、村のテロワールをワインが表現する」とテルモ。

 色調は紫がかった濃いガーネット。ブラックベリーのコンポートやビターチョコ、ロースト香、ヴァニラ、甘苦系スパイス*、土、ほのかな樹脂や鉄、ブラックオリーヴなど芳醇で複雑性のある香り。豊かでふくよかな果実味から、広がりも豊か。タンニンは豊富ながら、緻ちみつ密さとなめらかさが感じられる。余韻も長い。なお、テルモは「アルトスの畑はブルゴーニュでいえばグラン・クリュに相当する」と考え、ヴィンテージ2007からラベルに「Gran V inedo」の文字を入れたという。2009年にはランシエゴ村で新醸造場も稼働させている。

これらしい。

2014-12-19

綾 うどん@川崎市宮前区 その2

年末進行中である。今年最後のうどんは、久しぶりに川崎の綾で喰おうと、東名にのる。

11時半まえに、綾に着くも、平日だというのに、3人も外で、座ってならんでいる。どうも開店第2陣が入ったばかり、のようだ。20分ちょっと待って、入店となった。

ひやあつ(350円)、じょうれんうどん(ざる2玉、550円)、げそ天(セルフで、棚から取る方式。100円)を頼む。

うどんは、とても硬くて、頬張りごたえがあり、以前を思わせるもの。ただ、まえは、しょうがの擂りおろしがタッパにいっぱい入っていて、好きなだけ入れられたのが、みあたらない。ショックだ。
それと、ひやあつの汁が、ぬるい。もっと、熱々がいい。

じょうれんうどん、うどんは、やはり、ざるが好きだと思ったが、粉っぽい海苔がのっている。こんなんだったっけ。これなら、海苔はなくてもいいかなぁ。

げそ天、うむ。

という感じでした。うどんの経験値があがっているのか?、以前のような感激はありません。これなら、新宿の慎でよかったなどと、昔をしのびつつ、店を後にしました。


2014-12-15

鮨一新 (イッシン) @台東区浅草

タベログ通信 その76

江戸前鮨強化月間を継続中ということで、浅草の鮨一新 (イッシン)に行くことに。

タベログをみていると、馬喰町横山の日本橋橘町 都寿司みたいなところというので、安くて旨くてフレンドリィ、3拍子そろったところなのかもヨ、と期待が高まる。


午後6時に予約、10分前に着くも、暖簾はでていない。周りの街をうろうろして時間をつぶす。人通りはほとんどないが、なかなか、面白そうな場所である。

  
持ち帰り専門 ふぐ店
浅草見番




6時を5分過ぎて、サインがやっと灯り、開店、夜が遅い街のようだ。


予約した〇〇ですと名乗って入店、親方の目の前のつけ台にどうぞとのこと。

つまみと、にぎりをおまかせでと、お願いする。

生ビール*2 冷酒黒菱*1


つまみ

いくら
煮たこ すだちに胡椒のふうみ
かわはぎ 薄づくり きもつき 冬です 
あかがい みるがい たいらがい   
貝っ喰いではないんで、あかがい、たいらとか、それほどこだわりないんだが、ちょうどいいお味がする おいしかった  おそらく、温度のコントロールがいいのだろう 
大好きなほんみるだけ?かな

とこぶしの塩むし 噛みごこちよく、おいちい スープも飲んじゃった


にぎり 赤酢でこぶり 煮切り方式 でも濃すぎて困るほどではない

こはだ  熟成たいぷ
えんがわ おいしい
かじきマグロのづけ おお、うんまい これが、古典だねの華というもんですか
まぐろづけ づけだいすき さくでつける本格派
ひらめのこぶ〆

おおとろにします? ちゅうとろですかときかれたので
ちゅうとろ を頼む、年寄りなんで、と言い訳すると、親方、わたしもそうですよとおっしゃる

えび ぼいる じっくり、あじがする、おいちい 親方、まだまだですがとのこと じゅうぶんですと返す
しゃこ こいつもいい味
はまぐり このみのつけこみではないみたい でもなかなか
あなご ささやき 笹の香りがたって、おいしい ただ、鶴八ふうがおいらのデフォルト

さば〆も食べたはずだが??? 憶えがない

かんぴょうまき

なめこのおみそしる

これで、おわりですが、お腹はどうですか とのこと
まだ食べてないものはときいて

たいのこぶ〆
すみいか 
 
をお願いする

さいごに たまごのつまみをたのんで 終了、お茶となる

フェイスブックで、お昼もやるとかいてあったんだけど、どうなんですかと親方にきくと、仕込みとか、人手とか、いろいろあって、いまは、やれてないんです、と申し訳なさそうでした。

立地がここなんで、苦労します、だそうです。
ということは、一新さん、浅草出身なんですか、ときくと、そうなんです、とのことでした。

親方、お客さん手でいくんですねとおっしゃるので、歳なんで、昔からです、というと、鮨はつまむっていいますものね。
最初のこはだで、箸を使うか、手を使うかで、にぎりを、かえるんですよ、手を使う方には、ゆるく握れますとおっしゃっていました。

なるほどね。そうだとすると、やはり、手で喰う方が、有利なのかな。参考になります。

席を立つ前、お弟子さんに、一新はおぼろやるんですかと訊ねると、やってないんですよとのこと。
残念ですが、なかなか、あるところは少ないみたいです

〆て、21,000円ちょっと。ごちそうさまでした。

入店して、お勘定まで、1時間半くらい、ほかのお客さんは、ほぼ、常連らしい夫婦連れのみ。テンポが問題とかいわれていましたが、本日は、お弟子さんもにぎっていて、余裕ありまくり。コンディションとしては、最高だったみたいです。

なんというか、お金を出せばたべられる超高級・高価なねたじゃない、おすしの種として真っ当においしい、そういう、お鮨がつぎつぎでてくる、という感じかなぁ。

日本橋橘町 都寿司にくらべてどうか、とか、難しい問題ですが、また来てみたい気にさせるお鮨屋さんでした。

今度来るときは、にぎり中心にしてみようかな。とこぶし、うんまいので、塩むしははずせないみたいですけれど。

2014-12-13

ジョナサン・ノット 東京交響楽団 ブルックナー:交響曲 第3番 [1873年第1稿(ノーヴァク版)]外 @サントリーホール

今年、最後の演奏会である。
それにしては、ブルックナーの第3番だとか、花がないなぁと思いつつ、ジョナサン・ノット 東京交響楽団の第626回定期演奏会に、サントリーホールへゆく。

プログラムをみていると、ノーヴァク版の1873年第1稿でやるみたい。なかなか、マニアック。聴き納めとしては、ますます、渋いと、少し、どんびき。

ま、ブルックナーの場合、第1稿はなかなか、面白いので、いいかもね。第4番ならば、第1稿が圧倒的に素敵だと思うが、第3番は、どうだったっけ、違いが大きいほうだったかも、あまり憶えがない。

前半、ワーグナーのジークフリート牧歌。ゆったりとしたテンポで、非常に良くコントロールされた、
優美でアンティームな響きがする。ジョナサン・ノット、お主、できるとか思わせられた。

後半、いよいよ、ブルックナー:交響曲 第3番 第1稿である。先週のミューザ川崎で、マーラー:交響曲第8番を聴いたときにも思ったが、ジョナサン・ノットが振ると、見晴らしがいい、わかり易い音楽になるような気がする。もの凄く、頭が良さそうな感じ。

ブルックナー:交響曲 第3番も第1稿らしい、少し、ごつごつした、音楽の流れが、すこぶる良く整理されてきこえてくる。そして、美しい響き。第3番がワーグナーと言われている由縁が、すごく、わかりやすい。本当に、実力者だ。

ただ、音楽として、美しく、気持ちよいのだが、エスプレッシーボの感触はほとんどない気がするのだ。これを、問題ととるか、特色ととるかは、難しいところだ。

でも、あと、30年ぐらいして、ノットがどうなるのか、非常に興味深いと思う。おいらはジジイなので、もう生きてはいないんだが。

東京交響楽団も、機能的には、なかなかの演奏じゃないでしょうか。ブルックナーの響きとは違うと思ったけれど。

(そして、云っても詮無いことながら、今年の1月、すみだトリフォニーで聴いた、ハウシルト:新日フィルの第4番『ロマンティック』、あの聖霊が御光臨、一生に何度遭遇できるか、と呆然とした記憶が蘇る。ジジイのわたくしに、おそらく、チャンスは残っていない。涙)

つばめグリル 新宿ルミネ店  洋食@新宿区西新宿

タベログ通信 その75

演奏会前の早い夕食を、つばめグリル 新宿ルミネ店で。18時スタートだと、本当に、行くところに困る。

16時前に入店したので、まだランチタイムのよう、思いのほか、混んでいる。奥にも、席があって、前に来た時はわからなかったが、なかなか、広いみたいだ。

わたし、和風ハンブルグステーキ1,160円(税込1,253円)、奥さん、つばめ風ハンブルグステーキ 1,260円(税込1,361円)、季節の北海道牡蠣のオーブン焼き1,260円(税込1,361円)、ロメインレタスのシーザーサラダ910円(税込983円)、に生ビール大ジョッキ1,160円を注文。

〆て、6155円。たべすぎでしたが、安定のお味でありました。

2014-12-09

オット イタリアン@所沢 その12

時間の余裕をとっていたので、ドン・カルロに心ゆくまで拍手したあと、オットにむかう。

もう12月、これで、今年はオットの喰い納めになるので、皿数が増えなければ、10000円のコースにしたいと、事前にお願いする。対応していただけました。

忘年会シーズン入りなんでしょう、団体で、満席。OTTOで年忘れなんて、おうらやましいかぎりです。

白、ブルゴ-ニュのシャルドネ*2、スプマンテ*1

つきだし
ポテトのマッシュ 白トリフいっぱい削って よい香り

アンティパスタ  
たちうお、しらこ(パンチェッタをまいた)のフライ  しらこ旨し
あかえびのフラン だしがきいてこれも美味い

ここで、赤ワインを。

Pira Langhe Nebbiolo 2012  ランゲ・ネッビオーロ Luigi Pira ルイジ・ピラ

バローロの格落ちではなく、このD.O.C.専用に育てられたブドウを用いた贅沢なネッビオーロ。セッラルンガの名高いクリュ、マルゲリアの下部に位置する畑は絶好のロケーション。色の濃いチェリー、スパイス、皮を思わせるクラシックなネッビオーロのアロマ。口いっぱいに広がる熟した果実とエキス。タンニンは豊富だが非常にしなやかで柔らかささえ感じられる。
とかいうやつでした。
美味しいタンニンで、なかなか、いい。

カマスの炭火焼 プンタレラ(野菜)のサラダをのせて ウゥーン、カマスはイルマーレのカツレツのほうがうまいかな

パスタ 
いせえびのパッサテッリ? 不味いわけないよね

メイン
えぞじかのグリル トリフをのせて、ハックルベリーのソース タルティーボ(野菜)のグリルぞえ
ジビエの季節だ、ハックルベリーのソースなかなかよい

ドルチェ
紅玉のタルト(連れあい)
和栗のモンブラン(わたし) エスプレッソ

しめて、33,000円ちょっと。ごちそうさまでした。

ヴェルディ ドン・カルロ@NNTT

ヴェルディのドン・カルロにいく。マチネだが、楽日なので、ひさしぶりに蝶タイで、きめてみる。

昼飯は、 大かまど飯 寅福 ルミネ新宿店 で、かきフライ定食1380円(わたし)、しょうが焼き定食(つれあい)1100円を。平日のランチ時間、女の人でいっぱい。少し高めのかきフライ定食は失敗。普通のにしとけばよかった。

【指揮】ピエトロ・リッツォ
【演出】マルコ・アルトゥーロ・マレッリ
【衣裳】ダグマー・ニーファイント=マレッリ
【照明】八木 麻紀

【フィリッポ二世】ラファウ・シヴェク
【ドン・カルロ】セルジオ・エスコバル
【ロドリーゴ】マルクス・ヴェルバ
【エリザベッタ】セレーナ・ファルノッキア
【エボリ公女】ソニア・ガナッシ
【宗教裁判長】妻屋 秀和
【修道士】大塚 博章
【テバルド】山下 牧子
【レルマ伯爵/王室の布告者】村上 敏明
【天よりの声】鵜木 絵里

【合 唱】新国立劇場合唱団
【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団

オペラグラスを忘れたので、レンタルするも、不出来なもので、よく見えんかった。わが家のツァイス社御製の優秀さを再認識。老人性健忘症を克服し、忘れないようにしなければ。

新国立の、ドン・カルロ、プログラムを読むと、今回で、3回目。マレッリの演出は再演ということみたいである。

舞台装置は、よくある、抽象的なもの。フィリッポ二世の建てた居城、まるで牢獄のようなと演出家がいうエル・エスコリアル宮殿からインスピレーションをえたという、巨大な壁が、場面ごとに動いて舞台空間を区切っていく。そして、宗教裁判時代を明示する、十字架(クロス)の造形がかならず顕れるようになっていた。衣装も、具象と抽象の中間ぐらい、ドラマの普遍性を示唆している。

抽象的演出自体は、みあきているが、このマレッリのドン・カルロは、オペラの純度を高める、非常に優れたものだと、感心させられた。演出家に大きなブラヴォである。

フィリッポ二世のラファウ・シヴェク、長身で声量があり、立派だった。ただ、三幕の独白は、音楽がよすぎるので、より多くを望みたくなってしまったけれど。

ドン・カルロのセルジオ・エスコバル、楽日なので、声に少し疲れが見えたけれど、すばらしい声。
イタリアオペラを満喫。

エリザベッタのセレーナ・ファルノッキア、エボリ公女のソニア・ガナッシ、平均的な出来というところ。

ただ、大事な大事なロドリーゴのマルクス・ヴェルバが少し非力。演技も、オペラというより演奏会みたいで、ちょっとなぁという感じでした。

宗教裁判長は妻屋秀和さん、立派だし、ほかには、いないとは思うんだが、宗教裁判長だからなぁ。聴いていて、血が凍るようじゃないといけないので、少し、冷気不足か。

指揮のピエトロ・リッツォも東京フィルハーモニー交響楽団も、なかなか、よい感じでございました。

何はともあれ、ヴェルディの最高傑作ドン・カルロなんで、十二分に楽しめました。奥さんも、すごいわねぇと感心しきり。よいプロダクションでした。また、この演出で見たいもんです。

あと、4幕版なので当然ですが、フォンテンブローの場面がないバージョンだったので、あったほうが、ドン・カルロとエリザベッタの悲恋がさらに引き立つような気がいたしました。

2014-12-08

とんかつ燕楽 (エンラク) @大田区池上

タベログ通信 その74

コンサートの終了が、夕食には中途半端に早いので、少し反対方向だが、池上の「とんかつ燕楽 (エンラク )」にいくことにした。

高田馬場、成蔵と同系統で、タベログ評価もなかなか高いのだ。

蒲田から東急池上線で、池上駅下車、線路をわたって、改札口へ。おおむかし、池上線御嶽山に住んでいたことがあって、そういえば、この路線は、こういう方式だったなぁと懐かしい。

で、駅前は道路が複雑に入り組んで、どこがどこだか、と迷ったが、無事、5時開店直後に、入店。すでに、4人先客がいる。

はやっているようです。その後も続々、お客があらわれる。さすが、人気店。

店は、やはり、蒲田近辺の地域色満開で、こじゃれた高田馬場、成蔵とは正反対。いたって、庶民風です。

肉とか、パン粉とか、ごはんとか、こだわりのつりがきがかかっている。
野菜サラダも自家製マヨネーズとか、ほかに、おしんこと、豚汁がつく。おいしいけれど、絶賛レベルではないかも。でも、ごはんは旨い。

わたし、ひれ定食(2180円)、奥さんロース定食(2180円)、に生ビール2つを注文。

肉は三元豚、あげかたは、成蔵より少し強めの火入れでした。ヒレは美味しいとんかつの平均
レベルかな。充分美味しいが、成蔵の霜降高原豚の衝撃はない。ソースより、塩がいいのかも。

そして、キャベツは、作りおきではなく、提供するたびに目の前で繊細に刻んで出すという、感服の拘り。ブラヴォ。接客もなかなか感じよくて、優良店であります。

つれあいのロースをちょっといただいたところ、ここ池上、燕楽 (エンラク)は、ロースがいいみたい。(奥方様、大絶賛。また、いきたい、だそうです)

まあ、ヒレがいいとことかは、ほとんどないものね。

2014-12-07

ジョナサン・ノット 東京交響楽団 マーラー:交響曲第8番「千人の交響曲」@ミューザ川崎シンフォニーホール

ジョナサン・ノット指揮、:東京交響楽団のマーラー:交響曲第8番を聴きに行く。ミューザ川崎シンフォニーホール 開館10周年記念コンサートということらしい。

祝祭的に盛り上がりそうですね。

指揮:ジョナサン・ノット
演奏:東京交響楽団

(ソプラノ)
贖罪の女 エリン・ウォール、
一人の懺悔する女 メラニー・ディーナー、
(アルト)
サマリアの女 イヴォンヌ・ネーフ、
エジプトのマリア ゲルヒルト・ロンベルガー
(テノール)
マリアの博士 ニコライ・シューコフ
(バリトン)
法悦の神父 デトレフ・ロス
(バス)
瞑想の神父 アラステア・ミルズ 体調不良のため リアン・リ に交替 なかなか、いい声でした
(ソプラノ)
栄光の聖母 アニカ・ゲルハルズ

東響コーラス、
東京少年少女合唱隊 例の白い法衣をまとって登場

マーラーの「千人の交響曲」、3月に聴いた、インバル、都響の超美演で、苦手意識が雲散霧消したので、ノット、東響も楽しみである。

会場も全席完売とかで、なかなか、人気があるようだ。

ジョナサン・ノット、スポーツマンみたいに活力にあふれた痩躯をあらわし、颯爽と登場。
1部、2部の間もそれほどあけず(ご老体のインバルは、椅子に座って、しばし、休憩していました)、きびきび振っていた。

この曲、いろいろあって、最後の方で、栄光の聖母(アニカ・ゲルハルズ なかなか感じよかったです)のソプラノ一声で、世界が変わる。ぞくっとくるよね。

ジョナサン・ノットと東京交響楽団、新時代風の演奏ということで、健闘でいいんではないでしょうか。インバル都響に較べるのは、酷だから、やめましょう。

例のバンダは4階席前方の左右から、栄光の聖母も4階のなかばぐらいからでした。
(インバルみたいに、後方からのほうが、気分が盛り上がるんじゃないでしょうか)。余計な話でございました。

チケット代けっちて、4階席中央だったので(ミューザ川崎の上層階って、どんな音と思ったりして、と言い訳)、音響的には、コーラスの威力をまともに受けた感じで、バランスとしては、不利だったかも。

でも、超大編成の全体がよく見渡せて、なかなか、面白い、見物でした。

鶏喰 (~TRICK~) ラーメン@横浜市南区吉野町

タベログ通信 その73

コンサート前の昼飯、マチネなので、時間に余裕がある。そこで少し、遠回りして、吉野町の鶏喰でラーメンをたべてみることに。

横浜でタベログNO.1、鶏系のスープということで、好みみたい、期待出来るかも。

12時ちょっとすぎ到着、10人ほどの列の後に並ぶ。
ラーメンで並ぶのは久しぶりだね、と連れあいと、話しながら待つこと40分ほど、入店。








わたし、味玉鶏醤油880円の大100円プラス、連れあい、塩ラーメン780円を頼む。

醤油、とりスープなので、インパクトはないが、普通においしい。鶏のチャーシュー、鶏のつくね、鶏のソーセージ?にきざみねぎのトッピング。麺は昔ながらの太さだが、少し、緑がかっていた。

つれあいの塩ラーメン、少しだけ味見。これも、じんわり美味しいスープで、トッピングは貝割れ、麺は、醤油よりほそくなっていて、塩に似あう感じ。

全体に、じっくりおいしい、らーめんでした。これで、近くにあって、並ばないですむのなら、また是非とも来たくなると思いますが、ラーメン・フリークではないので、それ以上の対応は難しいかな。

お店のかたの対応は、すこぶる感じがよいもので、待っている間、ホット麦茶をくばってくれました。(ラーメンで並んで、こんな好待遇、初めてですよ)さすが、超人気店。ごちでした。

2014-12-04

シルヴァン・カンブルラン 読売日本交響楽団 メシアン:トゥーランガリラ交響曲ほか@サントリーホール 

シルヴァン・カンブルラン指揮、読売日本交響楽団のコンサートに、新宿のねぎし 菊水ビル店で、牛タン定食、生ビール¥2150を食したのち、サントリーホールへむかう。
ねぎしの牛タン、昔はそれなりと思っていたが、こんなもんかぁ、っていうところ。まあ、いいか。

カンブルラン、読響は、だいぶん前、「大地の歌」を、きいたことがあって、なかなか、いいんでないのと思ったんだが、その後、聴く機会に恵まれず、今回、メシアンのトゥーランガリラを振るというので、これは、いってみたいなぁ、でも、コンサートの予定が詰まっていたので、迷ったのだが、やはり、ということでチケット入手、楽しみである。

ただ、折悪しく椿事勃発、昨晩の不良熟年のアヴァンチュール遭遇事件、そのあくる日に、トゥーランガリラを聴くなんて、平仄があいすぎじゃないの、とか思ってしまいました。

会場につくと、ピアノがロジェ・ムラロからアンジェラ・ヒューイット、オンド・マルトノがヴァレリー・アルトマン=クラヴリーからシンシア・ミラーに、仏英交代していましたが、アンジェラ・ヒューイットなら問題はなさそうであります。

最初に、委嘱作品の酒井健治:ブルーコンチェルトの世界初演が。

酒井健治さん、こんなに若手だと、ジジイはきいたこともありません、ということなんですが、なかなかな、ご活躍中のかたのようです。

で、酒井さん、若いころはメシアンに影響をうけたというが、色彩的(多色摺りじゃあないけれど)、すこぶる、繊細な曲で、とても、楽しめました。こけおどしがないのが、好印象です。

休憩後、おめあてのメシアンのトゥーランガリラ交響曲。
メシアンらしく、美味しい音がたくさん鳴って、わかりやすい、というか、現代音楽とはいっても、楽しめる曲である。まあ、ムダに長いというのも、メシアンらしいところか。(むかし、マーラーをムダにながいといっていた私メがいっても、なんだかねえぇ、説得力ないが)

戦後すぐの作品らしく、ジャズ的なイデオムが頻出するのが、のちの作品と違うところなのかも。

わたしとしては、メシアンならば、さらにムダに長い、後期の「峡谷から星たちへ…」なんかを、まったり聞くのも、好きではある。

で、カンブルランと読響、大熱演であります。 終演予定時間21時を10分ほどすぎて、ホ-ルの聴衆も盛り上がっておりました。

2014-12-03

イルマーレ イタリアン@小田原市早川 その2

埼玉の三男が帰省するも、一泊してすぐ戻るというので、年も終わるからと、次男も一緒に家族で、夕餉の集いをすることに。

帰る前日に、急の連絡があったため、準備ができず、いろいろ迷ったが当日予約できたイルマーレにする。
いつか、オットでの雑談中、三男が、イルマーレで食べたワカシのカツレツがうまくて、いい印象があるといったのが決めてとなる。

夜6時半予約だが、遅れて(連絡ずみ)50分ごろ到着。無事、ベンチシートの席に。
昼と違って、店内は照明を落としてあって、なかなかアダルトな雰囲気。

事前に、10500円のコースを予約してあったので、
フルーティなの*3とシャルドネ系*2という白のグラス、運転手の三男はジンジャエールでスタート。

アミューズ
カワハギのフリット レンズ豆と栗のソース

前菜
カルパッチョ
いなだ、そうだがつお、はなだい、あおりいか、アジ、むつ、さば、まだこ、いさき、ほたて
工夫をこらしたトッピングいろいろに野菜を添えて、
ほたて以外は地元産だそう、さばは軽く燻蒸してある感じで美味しく、それだけは印象に残る

ミズカマス(なんのカマスか尋ねたら、自信なさげな回答が)のミラノ風カツレツ(前回のランチにもワカシ(鰤)のミラノ風カツレツがでてきて、うまかった)
結果的には、本日もミラノ風カツレツがハイライトであったもよう、まあ、よろしいのではないでしょうか

ここで、赤のワインを頼む

リストを渡されたので、女性のサービスに、安めのBaroloと、Barbarescoの違いを教えてもらうと、おなじブドウ種だけれども、Baroloは熟成タイプ、Barbarescoは若いタイプだそう。あまり、参考にならないなぁと思ったが、それ以上、質問する気が失せたのでBarbaresco(¥12000)を頼む。

Dante Rivetti Bricco di Neive, Barbaresco Riserva DOCG, Italy?かな
まあ、のみやすい

パスタ
九条ネギと白子のソースのパスタ 
酸味があるので、何が入っているか聞くと、しばし考えて、柚子がはいっていると教えてくれた。
そうか、折角の白子だけからつくるというソースが、柚子まみれな感じ、いいせんいってるのに、おしいなぁ、

あかいか、さくらえびのタリオリーニ(めずらしい極細タイプ) トマトソース ふつうか?まあまあ

メイン
まだいのソテー タルディーボ(イタリア野菜、もしかして、地元産?)、揚げた?しいたけ(小田原久野産がうりらしい、確かにジューシィ)をそえて  いたって、ふつう

ドルチェ
クレームブリュレにアイスクリーム なかなかうまい濃厚なアイスクリーム おいしい

コーヒー

で終了。サービス料10%を加えて、しめて、70,210円なりでした。
感激的に、おいしいお皿には、めぐりあえず。コストパーフォマンス的には、極めて悪い様に思われます。
それに、黒服は女性ひとり、あとは、厨房のスタッフが、懸命に対応ということで、料金とれるような、サービスうけてないような。

また、厨房にオーナーシェフがいなかったような気がします。いれば、もう少し、いいのかもなどと思いました。邪推か?

前回のランチもいまいちな印象でしたが、今回のディナーで、評価はさらにさがってしまいました。

とくに、ポーションが、20代の喰い盛りの息子たちには極めて、物足りなかったよう。食意地の張ったジジイのわたしも、コース終了後、ああ、腹減ったと思いましたです。

せめて、弟弟子のオットみたいに、パスタについては、おおめ?ふつう?すこし?などときいてくれれば、少しは助かるんですが。

まあ、世界の有名温泉宿泊観光地「箱根」を背負ったロケーション、熟年不倫カップルにぴったりみたいな感じのお店なので、高年齢層に最適化されたようなポーション等をふくめ、脳足りんで単細胞なガストロノミー志向の我が家などとは、もともと、コンセプト違いなんでしょう。

選択の自由は尊重する必要があるので、文句を言うのは筋違いかもしれません。


P.S.
I氏、Y(嬢というには、年齢的に、チト苦しいかな。既婚だし)、おばんでございましたです。

ところで、あれは、お互い、気がつかなかった、でよいんですよネ。

わたくし、小市民なもので、文学的空間におけるロココ風自由恋愛には、抵抗ないんですが、現実の3次元におけるW不倫に遭遇とかは、なるべく避けたいわけなんです。

ただ、ああいう小さいお店で、3組しかお客がいない場合、気づかないということは、難度が高くって、大変なんでございますのよ。

できれば、熟年アヴァンチュールご活動中は、半径10m以内に、近づかないでいただければ、ありがたいんですが。

おねがい。

当方といたしましては、良い機会と前向きにとらえ、お口直しに、ロレンス・ダレルのアヴィニョン五重奏【全5巻】でも、読んで、文学的空間における、リハビリ訓練などにいそしんでみようかと思料いたしておるところであります。

あと、今後、我が家的には、イルマーレ入店の可能性は、限りなく低いので、安心して、ご利用いただければ幸いでございます。

敬具

2014-12-01

新橋鶴八 分店 鮨@港区新橋

タベログ通信 その72

新橋鶴八分店、初訪問。11月中にいくつもりだったが、ちょうど満席の日があったりで、息があわず、12月にはいってしまう。塩蒸し食べたいので、事前にお願いする。

予約した〇〇です、とごあいさつ。わざわざ、名乗らなくても、大丈夫、わかりますよ、3番にどうぞ、ということで、つけ台に。

開店すぐに、3人になったが、今日は、これで貸し切りですから、のんびりしていってくださいといわれる。

5席しかなかったので、昼でもふりではいるのはたいへんなの、ときくと、そうでもないそう。
夜は7席なんだけれども、昼は、おきまりで、いそぎのひとがおおいので、とても、まわりません。お客さんにいやな思いをさせたくないので、5席にへらしてます、とのことでした。

つきだし
しおから

つまみ
しおむし
しゃこ
ひらめ えんがわつき

にぎり 2つづつ
さより  これから、春までくえる、うれちい
ぶり   も はじまる 冬だぁ
こはだ
いか
しめさば
づけ  おお、鶴八だ、うんまい
みるがい
はまぐり つめ ひとつ
あなご つめ

かんぴょうまき  わさび おおめですか、というので、ふつうでお願いする

たまご つまみ

汁椀はなしでした

ビール きりん(生はないそう)、冷酒*2


しめて、20000円弱、こんなにいっぱいたべましたっけ、と、済まなそう。本店と値段をくらべるひとがいるらしい、きょうは、だいぶん喰ったから、こんなもんでしょう、と返す。

五十嵐さん、結局、鶴八には、何年いたのときくと、18年と5カ月だそうです。

11時半入店で、1時過ぎまでいろいろはなし、本店とは違う、まったりとした時間を過ごすことができました。