2017-12-28

新橋鶴八 鮨@港区新橋 その21

今年の、鮨仕舞いは、やっぱり、新橋鶴八でしょうと5時半に入店。

つきだし
げそ ゆびき

つまみ
たこ
こぶじめ
しゃこ

にぎり
こはだ*2
さより*2 おいちい
 さより皮の串焼き 2貫頼んだご褒美ね だいすき
ひらめ
ぶり
さば いいなぁ
いか

汁椀

づけ きょうはちょとだけ厚い
いくら 軍艦 いい季節
はまぐり つめ
塩辛 軍艦 美味しいしおから
あなご*2 鶴八のが一番好き

かんぴょう巻き さびいり(デホルト)

たまご つまみ 

生ビール、冷酒*2

しめて、16000円弱。塩蒸し喰わなかったから、おやすい。ごちそうさま。

帰りぎは、3月閉店のお知らせをいただく。36年目で、いよいよ、ということになる。でも、驚いたことに、4月から、後がなかった師岡師匠由来の神保町の暖簾を守ることにしたんだそう。そうなんだぁ、と、うれしくなってしまった。石丸親方、どうか、ますます、お元気で。

良いお年を。



 

2017-12-27

ひもの いか塩辛 魚栄 @小田原市本町

タベログ通信205

小田原おでんの昼食のあと、久しぶりに、魚栄でひものをゲットだと、寄り道をすることに。

「ひもの いか塩辛 魚栄」さん、知ってる人は知っている、小田原ひものの超名店である。ちょっと迷ったが、無事に到着。

店の前にいつもどおり、さかなが干されていたが、ショーケースはからっぽ。人影がない。店内にはいって、はてどうしたものか、と思っていると、名物の親父さんがあらわれる。

もう、干物ないですよねと、と問いかけると、「ぴん(金目らしい)からきりまでいっぱいあるよ。」とおしゃる。

で、あじ(5匹)とかます(4匹)をお願いすると、冷凍ボックスからだしてくれた。

〆て、2000円とちょっと。よかった。よかった。(夕方、焼いてもらったら、やっぱり旨い)

ヒイラギはないのかきくと、ヒイラギ知ってるの、でも、いまは、中国のふねがバキュ―ムで魚吸い上げちゃうんでとれないよ、こまったもんだと、残念そう。

親父さん、相変わらず、話好きだが、随分お年を召されておりました。今度来る時まで、どうか、お元気で。


ひもの いか塩辛 魚栄
神奈川県小田原市本町3丁目6-17
Tel:0465-22-2762

小田原おでん本店 @小田原市浜町 その3

ひがな湯治 天山のあと、お手ごろな昼飯処として予約済の小田原おでん本店へ。

満員盛況で、予約時間の午後1時30分まで、待機。

いつもどおり、おでん茶飯ランチ(おでん5品選択)。むすことわたし追加3品づつ。雁木(冷酒)を食す。

〆て、620006200円ほど。おくさん。満足そう。小田原の昼食はやっぱりこれかなぁ。

でも、まだ未体験の、本格東京おでんを喰いに行かなくちゃ、といつも通りの、感想にとらわれる。どこに行くべきなんだべか。




小田原おでん本店  
0465-20-0320
神奈川県小田原市浜町3-11-30
営業時間
[月〜金]11:30〜14:00 16:00〜21:00
*平日月曜日はランチのみ営業
[土・日・祝]11:30〜21:00 *但し、14:00~16:00までは おでん単品のオーダーとなります。
無休
¥3,000~¥3,999  ¥1,000~¥1,999
席数 46席(本店内25席(カウンター15席他)、茶室6席、はなれ15席)
個室 有(6人可)
お茶室(6人まで)あり。前日までに予約 はなれ(8人〜15人)あり。要予約。
完全禁煙
駐車場
左横の丸うさんの駐車場をどうぞと案内されます。 道路を挟んだ向かい側の民家の駐車場も使用可能。

駐車場誘導の人が、3、4人いた。

 https://odawaraoden.com
オープン日 2006年

ひがな湯治 天山  @足柄下郡箱根町湯本茶屋

三男が帰ってきて、サウナに行きたいとご所望なので、箱根湯本の日帰り温泉、天山というところに行く。
子どもが駆けまわってうるさい とか、刺青のコワモテがいてガクブルとかいう情報があって、ビクビクもんだったが、年末の平日ということか、かなりすいていてのんびりした雰囲気。まあ、スーパー銭湯よりいいか という感じである。

源泉浴(塩素も加水もない純度100%)?とからしいので、日帰りで、かつ蒸風呂あり、という条件では、手頃みたい。

ただ、男湯は露天オンリー(女湯は室内あったらしい)で、冬は、やはり寒い。

食いもんやも、蕎麦とか、鰻とか、定食とかとかのお店があるようだが、まあ、小田原へんの昼飯は、小田原おでんという鉄板があるので、そっちに行くしかない。

で、美味しい温泉と言えるのかどうかは、未確認であります。

お昼ごろには、子供連れがだんだん増えてきたので、平日でも午前中がいいのかも。

1時には、お昼飯めざして、出立いたしました

まあ、息子をサウナに入れられたんで(でも、ぬるくっていまいちだったそう)、ぼちぼちだったんじゃないでせうか。




























ひがな湯治 天山   所在地: 〒250-0312 神奈川県足柄下郡箱根町湯本茶屋208 電話: 0460-86-4126 入館料, 大人 1,300円(入湯税・消費税込) 子供 650円(入湯税・消費税込). 入館受付, 朝9時~夜10時 閉館11時. 定休日, なし(但し12月中旬5日程度休館). 平日は湯屋一休にも入場できるはしご湯券(100円)がおすすめです。 内湯、外湯、窯風呂

2017-12-23

福寿司 @真鶴 その4

三男が長野を引き払って、帰ってきてくれた。そこで、ばあさんもつれて、みんなで慰労のお食事を、と思ったが、クリスマス・シーズンなので、洋食系のめぼしいところは、席が取れない。

で、思いついたのが、真鶴の福寿司さん。じっちゃん存命中は、みんなでよく行ったところなので、丁度いいと、6時半に予約。6人で、乗り込む。

地魚定食(めあじの焼き魚、ぶだいの煮魚)*4、刺身定食*1(ばあさん)、地魚にぎり(やがら。かわはぎ、など)*3(おくさん、+みんなでシェア)

ビールと梅酒(ばあさん)

〆て、22000円と少々。いつもながら、安定のお味。おくさん、やっぱり、おいしいとニコニコ。えかった、えかった。


割烹 福寿司 (ふくすし)
0465-68-0862
神奈川県足柄下郡真鶴町真鶴406-6
営業時間  11:00~22:00
不定休
¥3,000~¥3,999  ¥1,000~¥1,999

2017-12-22

鮨はま田 (すしはまだ)@横浜市中区太田町 日本大通り駅徒歩4分

タベログ通信203

12月の〆は、「なかがわ」で、てんぷらの積りだったが、予約がとれず、1月になってしまったので、代打を探すことに。
で、以前から気になっていた、横浜の鮨はま田にお電話、予約する。5時半からなら入店可で、時間は8時までとのこと。鮨屋にそんな長っ尻はしないんで、無問題であります。

5時半少し過ぎ、入店。その後、次々来店で、6時までには8席うまって、繁盛しております。

ビールは黒だそう。奥さん冷酒。(香りがあるタイプとか)。あとで、わたしは辛口タイプを。

さしみ

ひらめ 塩で あとはお好みでわさびでも。 よいかんじ
すみいか 本牧だとか、おおきいやつなので、五日おいてきょう出したそう。ねっとり、あまい。

横浜でも仕入れるんだ、というと、地物も使いたいんで、なんと、茅ヶ崎鮨裕の大将に教えてもらったそう。あらまぁ、と、鮨裕のはなしで、花が咲く。
鮨裕の親方、三重の志摩でいろいろやってるというと、浜田さんは、三重出身なんですって。

浜田さん、横浜次郎でやっていたの、とおききすると、そうではなく、青木で9年いて、水谷さんにはあとをやらないかと声をかけてもらったんだとか。どちらも、京橋の与志乃の系統なんでということらしい。(与志乃の弟子たち、有名なはなしみたい)

さば  しめ
たこ 古典的しごと

にぎりに移行 小ぶりのにきりタイプ。にきりは、しっかりした味、すめしも、しっかりしている

こはだ のうこうな味わい。これ、何日目ときくと、1日目です、ちょっと、工夫してあります、と。へぇ、だまされちゃったよ。

あかみ さすが青木出身、あかみ(鮪)が、うまい。 大間とか
ちゅうとろ
おおとろ 

かすご ねっとりしていて、とても美味しい。かすご、すきじゃないんだけれど、こいつは、おいしいねぇ、と申告。普通、パサパサしちゃいますものね、と浜田さん、かすごはすきで、なるべく1じゅう、扱いたいんだそう

あじ 三重とか あじも1年じゅう、使いたいネタだそう。そうだよねぇ、夏はもちろん、冬も、それぞれに、うまいもんなぁ。

えび ぼいる

あかがい
にはま つめが、内臓系の味わいがあって、ほほぅ。これは、自分で工夫してるやつなのか、おききすると、そうなんだとか、まだ、納得がいかないなんて、おっしゃった。

うに 軍艦 北海道
あなご つめ

かんぴょうまき

追加で奥さんご所望のたこをにぎりで
ハ-フも大丈夫だそうなので、こはだにがりを。

さいご たまご 王道の芝海老入り次郎タイプ

浜田さん、なかなか、話好きで、接客上手。高級店じゃなく、普通の寿司屋も好きで、良くいくそう。たねの札を掲げてお好みで、というのを、いつかやってみたいと思っているが、いまは、たねが高くなって、難しいんだとか。そうかぁ。
新橋鶴八とか、みたいな、高すぎないで、すきなやつをすきなだけたべて、ちゃっとかえるのが、いいですよねとおっしゃるので、大感激。分店さんのお話まで出て、盛り上がりました。

おかみさんとも、積極的に話がはずんで、中村屋のケーキ、バタークリームが美味しいこととか、楽しくおしゃべり。

しめて、32000円ほど。横浜ナンバーワンというと、某イタリアンのように、悲惨な体験があるので、どんなもんだべかと、???状態でしたが、さすが、水谷さんに後をといわれただけあって、立派なもんでした。はま田さん、質と比べると、安いといっていいぐらいです。そのうえ、まっとうに、うんまい。ごちそうさまでした。






鮨はま田 (すしはまだ)
045-211-2187
神奈川県横浜市中区太田町2-21-2 新関内ビル 1F
日本大通り駅から287m 日本大通り駅1番口(県庁口) 徒歩4分
営業時間 18:00~21:30
定休日 水曜日、第三火曜日
¥15,000~¥19,999
カード可(JCB、AMEX、Diners)
席数 8席(カウンター8席)
完全禁煙

2017-12-17

CASA MALLA カサマイヤ カタルーニャ料理 @町田市玉川学園 その34

少し早めのクリスマスのつどい、義母をまねいて家族6人で、カサマイアに。

12月は、クリスマス風の料理、例年定番のメニューがたのしめる。

ムール貝と玉ねぎ 一口スプーン(陶)にのせて よいスタート
鱈のブランダードのパテをカリカリトーストのパンにぬって 季節感ありの美味しいブランダード 
スズメダイ?をのせたクスクスのサラダ カサマイアのクスクス!
ソパ・トラーダ(Sopa torrada) とりの肉団子入りスープ  うまうま
ホワイトソースにつつんだカネロニ(クリスマスの残り物を中に詰める26日の定番) なんて旨いの 
カタルーニャ風クリスマスの鶏のロースト 「カタラナプラムとかりんごとかとかのつめもの)」を添えて  クリスマス!

デザート 焼きリンゴ、桃のタルト、チーズケーキ、フランをそれぞれ

白と、赤のボトル ほか

ボルボロン おみやげ 3袋

〆て51000円ほど。美味しい、クリスマスありがとう。




2017-12-16

遊食処 さわの  割烹・小料理 @秦野市本町 秦野駅徒歩6分

タベログ通信202

昔のおなかまと恒例の飲み会。12月シーズンに乗り遅れて、知っているところの予約が取れず、秦野駅徒歩5分ほどの「遊食処 さわの」にやっと、席をみつける。

この季節は、お鍋のコース、3500円(飲みもの含めて5100/人だった)とかがおすすめらしい。

で、つくと昔の旅館みたいに、鍋(かに、えび、ほたて、野菜いっぱい)と、さしみ(きんめ、あかみ、あまえび)、厚切りハム、ぶりの煮付けが三皿、テーブルに待機。

ま、期待せんといて、ということみたい。6時半から11時まで、おしゃべりをききつつ、定番のおじやで仕上げて、お開き。

次回はもう少し、予想がつくところを、早めに予約して、セッティングの改善をしなきゃなぁ。反省。


遊食処 さわの 割烹・小料理
0463-81-5611
神奈川県秦野市本町1-8-15 タナック秦野 1F
秦野駅から341m  徒歩6分
営業時間 17:00-24:00
定休日 日曜祝日
¥3,000~¥3,999
カード可(VISA、MASTER、JCB、AMEX、Diners)
駐車場 有 http://hip-s.net/sawano

2017-12-12

指揮=コルネリウス・マイスター メゾ・ソプラノ=藤村 実穂子 マーラー:交響曲 第3番 読売日本交響楽団 @サントリーホール

今年最後のコンサートは読響、マーラーの交響曲 大好きな第3番である。なかなか気分がいい年の暮れということになるのかも。

コルネリウス・マイスターという指揮者はよう知らないが、ドイツの若手中堅らしい。

奥さん、プログラムを見て、今日は、藤村さんが歌うと教えてくれる。そいつはいいなぁ。
そのうえ、ほんまもんの少年の合唱団がでるという。先週、「ばら」で歌っていた子たちじゃないかしら、とか。へぇ、本当に、少年の合唱が歌うの、と、びっくり。こいつは、かなり、気合の入った公演なのかねぇ。

さて、どんな感じになるんだべと思っていたら、痩身の若々しい指揮者が登場する。

すると、出だしから なんだか随分ゆっくり感のあるテンポで、細部まで刻み込むように、噛んで含めるみたいな指揮ぶり。流れのよさより、一つ一つの楽想を丁寧に丁寧に描きこむといった趣。まるで、アナリーゼでも聞いているよう(褒めてます)。

若いのに、こんな、テンポ感でじっくりとやるんだと、思いがけない演奏ぶりで、かなり、驚く。

基本、いそがないテンポの中で、ソットボーチェなところは、思いっきりソットボーチェに、軽快な部分は、軽快にと、曲想の性格に従って、小気味よく変化する。

こんな具合で、100分の長大な3番の全てを、たっぷり、たっぷり、味あわせてもらった気になりました。

藤村実穂子さんのアルトも流石の出来(美しい声)、日本で(海外でも)これ以上はそう望めないんじゃないでしょうか。

合唱も、やっぱり、少年の声と女声の対比がはっきりしていて、なるほど、こういう感じなんだと思ったし。

あと、第3楽章「遠い場所から」からのポストホルンは、サントリーホール正面席の扉の裏から流れてきて、かなた感を強調、いろいろ、こだわりを感じました。

読響も、普段聴くよりかなり好調で、指揮者のコルネリウス・マイスターさん、なかなか、統率力のあるひとみたいです。

正直、予想を大幅に上回る出来映え、今年最後の、コンサート、大大円のマーラー、交響曲第3番、終楽章をうっとりききながら、大満足。おいしい演奏会でありました。




読売日本交響楽団  第573回定期演奏会2017年12月12日(火) 19:00開演 
会場:サントリーホール

マーラー:交響曲 第3番 ニ短調

指揮=コルネリウス・マイスター
メゾ・ソプラノ=藤村 実穂子
女声合唱=新国立劇場合唱団(合唱指揮=三澤 洋史)
児童合唱=TOKYO FM少年合唱団、フレーベル少年合唱団




2017-12-09

鮨一新 (イッシン) @台東区浅草 観音裏 その20

オペラ見物のあとは、かなり間が空いてしまったので、年内にということで、奥さんと、観音裏一新へ。

土曜日だけれど、先客2組、後で、1組という感じでのんびり。忘年会シーズンではと、親方に言うと、うちは、そんな雰囲気は全然なくて、寂しいぐらいななどと、いつもの、口ぶり。そんな訳ないでしょうと、返す。

しらす
ずわいがに
真鱈のしらこ 温
ひらめのおつくり
あおやぎ、あかがい、みるがい (一新クオリティ?)

のりの佃煮

牡蠣 煮

こはだ
めじ 見た目、かつをと見間違う。ま、その程度の眼力ですのよ。親方、今年はかつをが駄目で、やめちゃいましたとのこと。めじ、脂がジジイむきで、好きですよ。喰えば、さすがに、わかるもんね。
かじき づけ
まぐろ づけ
おおとろ 喰うとやっぱりうまなぁ、冬だからいいよね、なんて、言い訳したりして

しゃこ 激うま。こんなの喰ったことない。一新では、珍しいよね、というと、生のいいのはほとんどないんで、普通入れないんだそう、ははあぁ。

えび ぼいる
さば しめ 
おいしい。でも、上品系ですね、というと、親方、東京湾のやつは、このくらいですよ、脂ぎってるには、別のところ、と、教えてくれる。そうなんだぁ、育ちが悪いんで、下品な奴も好きなんだけど、勉強になります、と、反省。

にはま
あなご

ひもの巻物

しじみのあかだし

追加で、
さびかん ハーフ
たまご つまみ

おなかいっぱい、しめて、38000円と少し。ごちそうさま。

ばらの騎士/リヒャルト・シュトラウス @NNTT

大好物、「ばらの騎士」をみに、NNTTへ。今年のオペラ仕舞いが「ばら」だなんて、なかなか素敵なめぐりあわせだ。

ジョナサン・ミラーの演出はもう4回目だが、今回は指揮がウルフ・シルマーさんなので、期待できそう。

で、一幕の前奏、オーガズムの高鳴りがあからさまに響いてきて、やっぱり、すげぇなぁ。上品優美系ではないけれど、リヒャルト・シュトラウスの音楽の劇的なニュアンスを、隈取のはっきりした表現で、克明に描きつくしていて、ほんと、ほれぼれ。

主要人物の、元帥夫人 リカルダ・メルベート、オックス男爵  ユルゲン・リン、オクタヴィアン  ステファニー・アタナソフ、ゾフィー  ゴルダ・シュルツも、それぞれきちんとしたもので、へこんだところがなく、安心して、きいていられる。

元帥夫人のリカルダ・メルベートさん、ブリュンヒルデを歌うひとらしい、堂々とした、マルシャリン(32歳未満や、25歳とかじゃない)、オックス男爵のユルゲン・リンさんも上手、オクタヴィアンのステファニー・アタナソフさん、2度目だけど、それなり、ゾフィー の ゴルダ・シュルツさん、幕切れの3重唱で、高音がきっちり伸びてきて、聴き映えがしました。

今回の演出、ジョナサン・ミラーの演出とはいうものの、再演演出が澤田康子さんということらしく、かなり、いろいろ、前回と違った味わいがあったように思います。コミカルな所作が明瞭な表現で、ある意味、シルマーさんの劇場的な音楽と、あっているような気がしました。

そして、最後の幕切れ、オクタヴィアンとゾフィーが、結婚式にむかうみたいに、手を高くあわせて、歩いて行く感じで、前回の手を取り合って、子犬がじゃれるみたいに走っていくのとは、全然違う風景でした。(今回は見映えはいいんですが、オクタヴィアンとゾフィーは犬っころというのが、ほんとらしいかも

あと、この頃感じるのは、「ばらの騎士」を見るたびに、どんどん、オックスが気に入ってくるということで、滑稽なのは大いに結構なんですが、落ちぶれても、貴族っていう風情が濃厚にあると(下種なところはそのまんまよ)、もっと嬉しいんだが、などと、思うんであります。

でも、やっぱり、「ばらの騎士」はええなぁと、極めて楽しい、時間でありました。 




新国立劇場 開場20周年記念 2017/2018シーズン
オペラ「ばらの騎士」/リヒャルト・シュトラウス
Der Rosenkavalier / Richard STRAUSS
全3幕〈ドイツ語上演/字幕付〉

オペラパレス 

指 揮  ウルフ・シルマー
演 出 ジョナサン・ミラー
美術・衣裳  イザベラ・バイウォーター
照 明  磯野 睦
再演演出  澤田康子
舞台監督  大澤 裕

元帥夫人 リカルダ・メルベート 
オックス男爵  ユルゲン・リン
オクタヴィアン  ステファニー・アタナソフ
ファーニナル  クレメンス・ウンターライナー
ゾフィー  ゴルダ・シュルツ
マリアンネ  増田のり子
ヴァルツァッキ  内山信吾
アンニーナ  加納悦子
警部長  谷川 顯
元帥夫人の執事  升島唯博
ファーニナル家の執事  秋谷直之
公証人  晴 雅彦
3人の孤児 前川 依子 小酒部 昌子 長澤 美希
料理屋の主人 加茂下 稔
テノール歌手  水口 聡
帽子屋  佐藤路子
動物商  青地英幸
合唱指揮  三澤洋史
合 唱  新国立劇場合唱団
児童合唱  TOKYO FM 少年合唱団

管弦楽  東京フィルハーモニー交響楽団

龍口酒家 本店 (ロンコウチュウチャ)中華料理 @渋谷区幡ケ谷 その2

この前行って、なかなかよさげだと思ったので、オペラの前の腹ごしらえは、龍口酒家 本店 にすることに。何しろ初台の隣駅、幡ヶ谷なんで、ぴったりじゃないですか。

12時半ころ到着。店の前に何人かならんでいて、人気ありそうでしたが、ほどなく、入店できました。

このまえ食べられなかった、里麺を喰いたいということで、

野菜具沢山、八宝湯スッポン身入りスープ 麺(マンゴープリンつき) 2300円×2
(正式名称失念)
と麺だけはものたりないかとチャーハン780円(杏仁豆腐、スープつき)
を注文。

結果、ポーション巨大で、食べきるの大変でつた。

八宝湯、いかにも、無化調の薬膳風、きっと、いいスープだぞ、と思ったが、量が多すぎて、単調になってしまうというのが正直なところ。まあ、これは、こちらの舌が下品すぎるということでしょう。

色気を出さず、この前みたいに、ランチのセットメニューが吉ということみたい。また、いろいろ、ためしてみましょう。


龍口酒家 本店 (ロンコウチュウチャ)中華料理、中華麺(その他)、飲茶・点心
050-5869-0597 予約可
東京都渋谷区幡ケ谷1-3-1 幡ヶ谷ゴールデンセンター B1F
京王新線 幡ヶ谷駅より 徒歩10秒 (駅から直結のビル内)
幡ケ谷駅から98m
営業時間 ランチ 11:30~14:15
ディナー 17:30~21:40(L.O)
定休日 月曜日
¥6,000~¥7,999   ~¥999
カード 不可
席数 63席
個室 有(8人可)10人まで可能です ※個室風
分煙
11:30~14:00 全面禁煙 他時間帯 全面喫煙可
駐車場
ビル内に立体駐車場あり
カウンター席あり
電話番号 03-5388-8178

2017-12-04

小森谷巧ほか ブラームス:スケルツォ(F. A. E. ソナタ) ピアノ三重奏曲 第2番 弦楽六重奏曲 第2番 @よみうり大手町ホール

9月のブラームス、弦楽六重奏曲 第1番に続く、第2番を聴きに、よみうり大手町ホールへ。内神田の七條でおいちい腹ごしらえに専念していたので、ぎりぎり、10分前に、入場。

前半
ピアノ三重奏曲 第2番、ピアノの須関 裕子さん、若やいだクリアな良い音だ。

後半
メイン・ディシュの弦楽六重奏曲 第2番。ほんと、チェロ奏者は気分良いだろう。遠藤 真理さん、女性らしい柔らかな表情。


ブラームスの室内楽って、素敵だよなぁ。

アンコールは1番も好きなんですということで
ブラームス:弦楽六重奏曲 第1番 第2楽章

全体として、ブラームスとしては、明るさを感じる演奏だったかな。でも、弦楽六重奏曲 第2番、青春していて、いい曲だぁ。


第16回読響アンサンブル・シリーズ

2017年12月 4日(月) 19:30開演
会場:よみうり大手町ホール
東京都千代田区大手町1-7-1
東京メトロ千代田線・半蔵門線
大手町駅 C3出口直結

《小森谷巧らによる室内楽》
ヴァイオリン=小森谷 巧(コンサートマスター)、小杉 芳之
ヴィオラ=柳瀬 省太(ソロ・ヴィオラ)、森口 恭子
チェロ=遠藤 真理(ソロ・チェロ)、渡部 玄一
ピアノ=須関 裕子

ブラームス:スケルツォ(F. A. E. ソナタ)
ブラームス:ピアノ三重奏曲 第2番 ハ長調 作品87
ブラームス:弦楽六重奏曲 第2番 ト長調 作品36


七條 (シチジョウ) 洋食 @千代田区内神田 その2

読売ホールで19時30分スタートの演奏会があるので、また、七條で夕食ができると、大喜び。6時開店ジャストに入店。

前菜
鴨とフォアグラのテリーヌ
真鱈の白子のムニエル(時間かかるそう)
メイン
和牛ほほ肉のハチミツと赤ワイン煮(おくさん)
和牛タンシチュー(わたし)

赤ワイン・グラス*2(タンニンがそれなりにあるので、これは何と訊くと、オーストラリア産のカベルネ・ソービニヨンだそう。へえ。)

白子のムニエルなんか、季節だなぁ。やっぱり、レベル高い。
ただ、タンシチューはとろとろというより、タンの素材感が残るもの。(ポーションは立派)。好み的には、とろとろ系かな。美味しいが。

〆て、11000円ほど。ごちそうさん。


七條 (シチジョウ) 洋食
03-5577-6184
予約可
東京都千代田区内神田1-15-7 AUSPICE内神田 1F

地下鉄新宿線「小川町」駅A6・B6番出口より徒歩5分
地下鉄千代田線「新御茶ノ水」駅B6番出口より徒歩4分
地下鉄丸ノ内線「淡路町」駅
JR東北本線「神田」駅西口より徒歩7分
営業時間 [月~土]11:30〜14:00(L.O) 18:00〜20:30(L.O)
定休日 日曜・祝日
¥4,000~¥4,999 ¥1,000~¥1,999
カード 可(JCB、AMEX、Diners)
席数 27席(カウンター5席、テーブル22席)
個室 有(8人可、10~20人可)
完全禁煙
http://www.res-shichijo.com/
備考
クレジットカードについては、ランチの使用は遠慮願いますの表示あり。
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