以前ダブルブッキングしてしまって聴きに行けなかった木嶋真優さんのフランク:ヴァイオリン・ソナタを目あてに、調布市文化会館たづくり(??田作りだと!) くすのきホールで開催の「木嶋真優 ヴァイオリン・リサイタル」にいく。
木嶋さんの演奏は、妙にこねくったところがなくて、気分良く聞いていられる。なかなか美音だし、情感も十分に湛えていて、なかなかのもんである。
インパクトという面では、ちょっと品が良すぎるのかもしれないが、楽しく聴く分には十分という感じ。
そして、フランクのヴァイオリン・ソナタは、やっぱり聞き応えがある。
ただ循環形式とかいう曲の終結部分は?みたいなところがある気がする。なんでこういうコーダになる必要があるのか、あんまり良くわからない。別に、循環したからって、曲のグレードが上がったていうもんでもないような。へへへ。
調布国際音楽祭2021 木嶋真優 ヴァイオリン・リサイタル
会場 調布市文化会館たづくり くすのきホール
東京都調布市小島町2丁目33−1
公演日時 2021/07/03(土) 13:00開場 14:00開演
ブラームス:スケルツォ ハ短調 WoO. 2(F. A. E. ソナタより 第3楽章)Johannes Brahms: Scherzo in C minor, WoO. 2(3rd movement from the F. A. E. Sonata)
シューマン:幻想小曲集 作品73Robert Schumann: Fantasiestücke, Op. 73
I. やさしく、表情豊かに Zart und mit Ausdruck
II. 活き活きと、軽快に Lebhaft, leicht
III. 急速に、活気をもって Rasch und mit Feuer
プロコフィエフ:「ロメオとジュリエット」組曲Sergei Proko�ev: Suite from “Romeo and Juliet”
I. 序奏 Introduction
II. ジュリエット Julia
III. 騎士の踊り Tanz der Ritter
IV. バルコニーの情景 Balkonszene
V. カップルの踊り Tanz der Paare
VI. マーキューシオ Mercutio
VII. 戦いとティボルトの死 Kampf und Tybalts Tod
――休憩――
スメタナ:《わが故郷》より 第2番 ト短調Bedřich Smetana: “From the Native Country”, No. 2 in G minor
フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調César Franck: Violin Sonata in A major
I. Allegretto ben moderato
II. Allegro
III. Recitativo-Fantasia. Ben moderato
IV. Allegretto poco mosso