シューベルトの交響曲を終えて、次は、ピアノ・ソナタほかに行くことに。ブレンデルとケンプ(補助)というラインアップです。アンティームな響きの中で、おりおり、夢の時間が明るく暗く明滅する。いいですなあ。
ただ、最後の3つのソナタについては、別物なので、ゼルキンもききたいかもと思う。東京文化会館できいたよなあ、ゼルキンのシューベルト。
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刈り取りが始まる |
で、ゼルキンのシューベルトピアノ・ソナタ第20番D.959、第21番D.960、即興曲D.935をnanoに導入。ゼルキンのピアノは、響きの美しさで勝負したりしない、なんというか、音楽が裸形の音になって、直接、聞く人の、身体を打ってくるみたいな感じがある。シューベルト晩年の曲などになると、その、裸形な感じが、すさまじい力を及ぼして、圧倒的だ。やはり、すごい。
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