2013-11-17

ジャン=マルク・ルイサダ @紀尾井ホール

ルイサダのシューベルト、D.960とショパン、ワルツ集のコンサートに紀尾井ホールへ行く。
ルイサダはショパンコンクール入賞後すぐの若手時代に、横浜の県立音楽堂で聴いて以来、好きになったピアニストですが、去年、ショパンにいってみると、やはり良い。そこで、また聞いてみたいと思ったわけです。
ルイサダの演奏は、独特の語り口があって、特徴的なのだけれど、そういう場合よくある、(たとえば、内田光子女史など、思考の回路が、直接、耳を打つ感じで、疲れてしまう。悪いということではないのだけれど)臭みみたいなものがなくて、安心して聞いていられる。

フォーレ:ノクターン 第11番 嬰ヘ短調(誰の曲?と思ったが、やたら聞きごたえがありました)
シューベルト、D.960、曲が曲だけに、良い気分にはなれないけれど、納得の演奏。

モーツァルト:グラスハーモニカのためのアダージョ。
後半のショパンはすこぶる快調、これは、聞いていて素直に幸せ気分になれました。

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