ブラームスのリートの場合、ブラームス印のメロディーがどういうものなのか、正直、腑に落ちるものがない。
シューマンみたいな陶酔感に満ちた、センティメントはあまり感じられなくて、もっと、平静なドイツ的感情生活があるのだろうと思わされる。
鈍い感性しか持たないジジイにとっては、正直、むむむ、かな。
ただ、フィッシャー=ディースカウの分厚い胸板からでてくる中声が、しっくりくるので、リートはテノールとかいう気にはならないのが、不思議なところだ。
ま、ブラームスの歌曲に入れあげるまでには、まだまだ、修行が足りないということみたいです。
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