シューベルトに続いて、フイッシャー=ディースカウ、エッシェンバッハのシューマン歌曲全集をきく。
いかにも、青春の音楽、若きドイツ派の音楽版みたいな、情熱に溢れている。やはり、わたしは、リートなら、単純にシューマンがいい。みずみずしい感情であふれているメロディをきいていると、心が甦ってくるような気がして、うっとりしてしまう。
そして、シューマンをきいていて、ある意味、無防備に、うっとりできるのは、シューマンの時間に、memento moriという意識を想いおこさせる瞬間がほとんど、ないところだろう。
ジジイで、やせ我慢がきかなくなってくると、単純に、美味しい音楽への耐性がほとんどなくなってしまうのだ。で、シューマンがいいなぁということなんであります。
楽しく、美しい時間でした。
0 件のコメント:
コメントを投稿