2015-11-20

オット イタリアン@所沢 その19

山形シェフが14日から復帰したという、快気祝いのブーケをもって、オットにでかける。
なかなか、元気そう。お店のテーブルクロスを新調したとか。シックな臙脂色で冬仕様なんだそう。

きょうは、いつもの8000円でなく、10000円コースを頼んである。

最初から赤のボトルをお願いする。それと、わたしだけはじめに生ビール。

ジョゼッタ サッフィーリオ Josetta Saffirio 2011 Barolo

ラベルの森の小びとがメルヘンチックなやさしい感じのバローロ。女性の作り手とのこと。

1977年、アルバ醸造大学の栽培と醸造の教授であるジョゼッタ・サッフィーリオ女史は、
1948年にモンフォルテダルバ、カステレート(Castelletto)に祖父が植えた、
わずか1haであるが素晴らしい畑を受け継ぎ、夫でありエノロゴであるロベルト・ヴェッツァ氏と共に
この土地で素晴らしいバローロを造ることを決意しました。

栽培と醸造の研究、試行錯誤に打ち込み、1985年にワイナリーを設立、畑は5haまで拡大しました。
そして、88年と89年のバローロにおいては、ガンベロ・ロッソで ‘TRE BICCHIERI’という最高評価を得るほどに成長しました。

しかし、1992年、ワイナリーは一時休業することに。

彼らには娘サーラがいましたが、ワイナリーの後継ぎとなる決心がつかずにいました。

が、世界中からのラブコールを受け、1997年サーラは彼女の将来はワイン造りにしかないと決断し、1999年から生産を再開しました。

5haの畑には主にネッビオーロ、他にはドルチェットと非常に稀少なロッセーゼビアンコ、
ごくわずかにバルベラとメルローを栽培しています。

樹齢は3~15年、祖父が植えたネッビオーロは48年という古樹です。
栽培および醸造は、祖父から受け継いだ伝統的な方法を続けているとともに、
環境に優しく、エコであることを常に心がけています。

50度近い斜面の畑はほぼすべて手作業で手入れをしています。

トリートメントも主にボルドー液と硫黄、銅のみ使います。
土壌はかつて海であった土地であり、中新世代の化石、石灰、粘土、砂を含む
非常にミネラルが豊かな土壌です。そのため、肥料は自然なものを必要最低限使うのみです。


畑やワイナリーで使う電力には太陽光発電を導入しています。
ワイナリーのシンボルといえる森の小びとたちは、
畑とワイナリーを、天候や害虫などから守ってくれる守り神で、彼らへの感謝の気持ちを込めて、ワインのラベルに描いています。

そのラベルからも感じられるフェミニンな味わい、年間16,000本程度しか生産されない丁寧に造られた凝縮感、クラシックでエレガントな造り手です

ちなみにこのラベルは全てジョゼッタ・サッフィーリオ女史の手書きだそうです。

エレガントで複雑味のあるバローロ! 果実の凝縮味と、複雑味はもちろん感じられますが、
クリーンな香りと味わいにより、非常にエレガントに造られています。
モンフォルテ・ダルバのバローロはしっとりと味わい深く、
秋から冬の季節にかけてぴったりの赤ワインです!

というやつらしい。

Amuse 
白アミューズ
えびいも トリフとチ-ズ のっけからおいちい

Antipasti
自家製カラスミの冷製パスタ カッペリーニ 

カラスミまだ、できたてですとのこと、こっちのほうがあうんでと 白を。(実は、常連さんがくれた山口の雁木という冷酒。カラスミにはやっぱり、日本酒です。ないしょ。とか。奥さん、日本酒がでてきて、目尻が下がる。)


炙ったアオリイカとイカ墨のソース  イカ墨うめぇ

白子のムニエル トマトとパンソース 工夫があるよねぇ。

Primi
白トリュフのタリオリーニ

Secondi
広島産 仔イノシシの炭火焼

ドルチェ 呑みすぎて失念(タルト・タタンだったそう)

チャパタ、フォカチャ

〆て、31000円ちょっと。今日も、ごちそうさま。




0 件のコメント:

コメントを投稿