なかなか、元気そう。お店のテーブルクロスを新調したとか。シックな臙脂色で冬仕様なんだそう。
きょうは、いつもの8000円でなく、10000円コースを頼んである。
最初から赤のボトルをお願いする。それと、わたしだけはじめに生ビール。
ラベルの森の小びとがメルヘンチックなやさしい感じのバローロ。女性の作り手とのこと。
1977年、アルバ醸造大学の栽培と醸造の教授であるジョゼッタ・サッフィーリオ女史は、
1948年にモンフォルテダルバ、カステレート(Castelletto)に祖父が植えた、
わずか1haであるが素晴らしい畑を受け継ぎ、夫でありエノロゴであるロベルト・ヴェッツァ氏と共に
この土地で素晴らしいバローロを造ることを決意しました。
栽培と醸造の研究、試行錯誤に打ち込み、1985年にワイナリーを設立、畑は5haまで拡大しました。
そして、88年と89年のバローロにおいては、ガンベロ・ロッソで ‘TRE BICCHIERI’という最高評価を得るほどに成長しました。
しかし、1992年、ワイナリーは一時休業することに。
彼らには娘サーラがいましたが、ワイナリーの後継ぎとなる決心がつかずにいました。
が、世界中からのラブコールを受け、1997年サーラは彼女の将来はワイン造りにしかないと決断し、1999年から生産を再開しました。
5haの畑には主にネッビオーロ、他にはドルチェットと非常に稀少なロッセーゼビアンコ、
ごくわずかにバルベラとメルローを栽培しています。
樹齢は3~15年、祖父が植えたネッビオーロは48年という古樹です。
栽培および醸造は、祖父から受け継いだ伝統的な方法を続けているとともに、
環境に優しく、エコであることを常に心がけています。
50度近い斜面の畑はほぼすべて手作業で手入れをしています。
トリートメントも主にボルドー液と硫黄、銅のみ使います。
土壌はかつて海であった土地であり、中新世代の化石、石灰、粘土、砂を含む
非常にミネラルが豊かな土壌です。そのため、肥料は自然なものを必要最低限使うのみです。
畑やワイナリーで使う電力には太陽光発電を導入しています。
畑やワイナリーで使う電力には太陽光発電を導入しています。
ワイナリーのシンボルといえる森の小びとたちは、
畑とワイナリーを、天候や害虫などから守ってくれる守り神で、彼らへの感謝の気持ちを込めて、ワインのラベルに描いています。
そのラベルからも感じられるフェミニンな味わい、年間16,000本程度しか生産されない丁寧に造られた凝縮感、クラシックでエレガントな造り手です
ちなみにこのラベルは全てジョゼッタ・サッフィーリオ女史の手書きだそうです。
エレガントで複雑味のあるバローロ! 果実の凝縮味と、複雑味はもちろん感じられますが、
クリーンな香りと味わいにより、非常にエレガントに造られています。
モンフォルテ・ダルバのバローロはしっとりと味わい深く、
秋から冬の季節にかけてぴったりの赤ワインです!
というやつらしい。
Amuse
白アミューズ
えびいも トリフとチ-ズ のっけからおいちい
Antipasti
自家製カラスミの冷製パスタ カッペリーニ
カラスミまだ、できたてですとのこと、こっちのほうがあうんでと 白を。(実は、常連さんがくれた山口の雁木という冷酒。カラスミにはやっぱり、日本酒です。ないしょ。とか。奥さん、日本酒がでてきて、目尻が下がる。)
炙ったアオリイカとイカ墨のソース イカ墨うめぇ
白子のムニエル トマトとパンソース 工夫があるよねぇ。
Primi
白トリュフのタリオリーニ
Secondi
広島産 仔イノシシの炭火焼
ドルチェ 呑みすぎて失念(タルト・タタンだったそう)
チャパタ、フォカチャ
〆て、31000円ちょっと。今日も、ごちそうさま。
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