アレクサンドル・タローがバッハのゴルトベルク変奏曲をやるというので、ヤマハホールへでかける。
ヤマハホールだからか、ピアノもヤマハである。
タローのバッハ、なんというか、すごくいろいろな表情づけがあるゴルトベルクで、よくきくバッハとは、かなりかけ離れたものだった。
面白かったけれど、好きかといわれると、どんなもんだろう。
バッハには、人間のもつ、根源的な生物時間のうえで、音楽が進行するみたいな、テンポ感があると思うんだけど、そういう感じが、あまりないところが、タローのゴルトベルクの特徴みたい。聴く価値ありなのは確かだけれどね。
アンコールがあって、ドメニコ・スカルラッティのソナタ D-minor k.141を。すげぇ快演。面白いこと、このうえなし。タロー弾き終わって、ガッツポーズ。
これを聴けただけで、今晩のコンサートは来た甲斐ありでした。
ピアノでスカルラッティというと、ホロヴィッツなんだろうけど、タローは、CDだしてるのかしら。あったら、買いたい。
公演名:アレクサンドル・タロー(p) ヤマハホール・コンサート・シリーズ
公演日:2018/3/16(金)
演奏曲目:J.S.バッハ/ゴルトベルク変奏曲 BWV988
開演時刻:19:00
会場名:ヤマハホール
東京都中央区銀座7丁目9−14
東京メトロ銀座線 最寄り/丸ノ内線 遠い/日比谷線 「銀座」駅A3出口より徒歩4分
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