前半
D625 D760。気迫溢れる演奏で圧倒的。
後半
D960 吉田秀和さんがどうしてもシューベルトが終わりたくなかったといった曲だ。
第1楽章 ゆっくり、ゆっくり、時間が立ち止まるように進んでゆく。
そして第2楽章 やはらかな無重力感のなかで音が綿毛のように舞っている。嗚呼 なんていう演奏なんだろう。夢のように時間が過ぎてよく。
第3、4楽章 音たちが別れを告げながら、ゆるゆると駆けていく。
これで 6回のチクルスすべてが終わった。レオンスカヤさん、すごい気力で、ほんとうに、びっくり。
わたしのほうもなんとか、最後までついてこれて よかった、よかった。
アンコール 最後なのでか、4つの即興曲D899から第2番と第3番の二曲
レオンスカヤさん、お疲れ様でした ありがとう。
エリーザベト・レオンスカヤ (ピアノ)
~シューベルト・チクルス~
■会場 東京文化会館 小ホール
■出演 ピアノ:エリーザベト・レオンスカヤ
【 VI 】2018.4.14 [土]14:00開演(13:30開場)
シューベルト:
ピアノ・ソナタ 第11番 へ短調 D625
幻想曲 ハ長調 D760 《さすらい人幻想曲》
ピアノ・ソナタ 第21番 変ロ長調 D960
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