前に聞いたマーラー第3番で、これは、なかなの実力者だと思ったが、今日の2番も、素晴らしい出来映えだった。
マーラーっぽい粘結質な感じじゃあなくて、より現代風の、斬れ味がよくって、メリハリも劇性もたっぷり、でも、今どきよくある、理知的に整理された見通しの良さと言うより、もっと中身が詰まった感じ。なんだか、久しぶりに2番を丸かじりで堪能させてもらいました。
メゾのアン・ハレンベリさんもビブラートが耳障りじゅあない、ピュアで美しい声、新国立劇場合唱団もパワーがあって、さすがの出来。読響もなかなか好調でありました。
それに、舞台裏で鳴らす金環群が本当に彼方からからくるような絶妙な響きで、ほんと感心、コルネリウス・マイスターさんの、これからが、とても楽しみです。
P.S.
フライング・ブラボー勃発の惨劇については、詳細を他のブログにおまかせしますが、あんなに酷いのは、絶無級というレベルでした。
P.S.
フライング・ブラボー勃発の惨劇については、詳細を他のブログにおまかせしますが、あんなに酷いのは、絶無級というレベルでした。
公演名:読響名曲シリーズ 第613回
公演日:2018/6/28(木)
開演時刻:19:00
会場名:サントリーホール 大ホール
指揮=コルネリウス・マイスター
ソプラノ=ニコール・カベル メゾ・ソプラノ=アン・ハレンベリ
合唱=新国立劇場合唱団(合唱指揮=冨平 恭平)
マーラー:交響曲 第2番「復活」
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