この前聴いたバッティストーニとのチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲は、あまり気に入ったとはいえないんだが(まあ、曲自体が嫌いということもあるかも)、 若手有望株らしいし、何んだか、バッハが聴きたい気分のような感じがしたのだ。
で
最初は、黒のシンプルなドレスで登場
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第1番ト短調BWV1001,
無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第1番ロ短調BWV1002,
休憩のあと
無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第3番ハ長調BWV1005,
無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番ホ長調BWV1006
最後の休憩からは、深い青のドレスになって登場(シャコンヌ用ね)
無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第2番イ短調BWV1003,
無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番ニ短調BWV1004
を。
派手さはないが落ち着いたとても良い音で気分がいい。
若手らしく素直な歌心が自然に流れる感じで、なかなか気持ちの良い演奏会だった。
確かに、バッハ バッハした厳しいたたずまいはほとんどないけれど 、身の丈に合った、みずみずしい、美しい演奏 で、不満はない。こういうバッハだって、ありでいいんじゃないかしら。
この前のチャイコフスキーの時も、良い音だけれど派手さのないヴァイオリンだなぁ(たしか、グァダニーニだったかと)と思ったが、バッハなのでしっくりくる。
でも、この人、ストラディだったらどんな感じになるのかしら。それもきいてみたいような気が少ししました。
辻 彩奈 J.S.バッハ 無伴奏ヴァイオリンソナタ& パルティータ全曲演奏会
1月25日(金)紀尾井ホール
開演:18時(演奏時間: 3時間15分程度/3部構成)
出演者
辻 彩奈(Vn)
曲目
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第1番ト短調BWV1001,
無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第1番ロ短調BWV1002,
休憩
無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第3番ハ長調BWV1005,
無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番ホ長調BWV1006
休憩
無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第2番イ短調BWV1003,
無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番ニ短調BWV1004,
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