イザベル・ファウスト J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ全曲演奏会 第2夜
1曲目から、曲自体が深みを目指す感じなので、やはり、聞きがいがある。
ただ、無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番の出だしからして、軽やかな足取りで駆け抜けるような音楽。
この軽みというか、踊るようなリズム感、足取りの軽さというのがファウストの何よりの特徴、美点だと思う。
深みというか、過度なロマン的な思い入れみたいなものがなくて、聴いていて愉しい。
音楽を聴く喜びが素直に感じられるところが何よりの美点である。
大演奏とかいう肩ひじを張ったところのない、気持ちの良い演奏会だった。
■イザベル・ファウスト
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ全曲演奏会 第1夜
ここに始まり、ここに還る。バッハが組み上げた音楽の大伽藍。
2021年11月18日[木]19:00
オペラシティコンサートホール
[出演]
イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)
[曲目]
J.S.バッハ:
・無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番 ホ長調 BWV1006
・無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ短調 BWV1003
・無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004
休憩はございません。
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