都響スペシャルの「第九」の前、時間調整で、大倉集古館の生誕120年記念 篁牛人展にいってみる。
NHKの日曜美術館で見て。興味が湧いたし、大倉集古館は、サントリーホールにほど近い。
まあ、面白い展覧会だった。現代の水墨画って、ほとんど知らなかったから、へぇっていう感じです。
漫画チックなデフォルメの水墨画と別名で描いていたという極彩色の仏画の落差など、きわめて、面白い展覧会でした。
奥さんは、漫画みたいと、好反応を見せていませんでしたが。
生誕120年記念 篁牛人展~昭和水墨画壇の鬼才~
大倉集古館
東京都港区虎ノ門2丁目10−3 The Okura Tokyo オークラ プレステージタワー
2021年11月2日(火)~2022年1月10日(月・祝)
孤独と酒を最良の友とした異色の水墨画家・篁牛人(1901~1984)。
特定の師につくことも美術団体に属すこともなく、芸術に至上の価値を置く自由奔放な生きざまを貫いた孤高の画家であった牛人は、
「渇筆」という技法(渇いた筆などで麻紙に刷り込むように墨を定着させる)によって、独自の水墨画の世界を開拓しました。
大胆さと繊細さを併せ持つ渇筆は、細くたおやかな筆線と共存し、中間色層が極端に少ない白と黒の画面の中で、
デフォルメされた特異な形態表現が不思議な緊張感をみなぎらせます。
本展では、牛人の画業を三章に分けて構成し、水墨画の大作を中心として、
初期の図案制作に関連する作品なども含め、水墨画の鬼才・篁牛人の世界をあまさず紹介します。
会 期 2021年11月2日(火)~2022年1月10日(月・祝)
※会期中展示替がございます。(前期~12/5、後期12/7~)
開館時間 10:00~17:00(入館は16:30まで)
休 館 日 毎週月曜日(1/3、1/10を除く)、年末年始(12/29~1/1) ※1月は1/2日~ 1/10(月)休まず開館。
入 館 料 一般:1,300円/大学生・高校生:1,000円/中学生以下無料
主 催 等
【主催】公益財団法人 大倉文化財団・大倉集古館、日本経済新聞社
【協力】(株)ホテルオークラ、大成建設(株)、富山市篁牛人記念美術館