チョ・ソンジンのピアノ・リサイタル、東京ではやらないみたい?なので、横須賀芸術劇場のチケットを入手。
初めて行くホール。馬蹄形のオペラハウス仕様のホールで、1,806席とか。天井が高い独特の雰囲気で、面白い。
前半
ヘンデル クラヴサン組曲より HWV430、HWV440。
チョ・ソンジンらしい、多彩な音が出てくるのかと思っていたら、いたって普通の演奏。ちょっと肩透かし。
ピアノにスタインウェイらしいブリリアンシーが感じられなくて、楽器がイマイチなのかしらと思ちゃいました。
次は
ブラームス ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ 変ロ長調 Op.24
わたくし、ブラームスノピアノ曲は苦手で、やはり、いまいちぴんとこない。チョ・ソンジンの音も、それほど、色々な音がするという感じではなく、とはいえ、ブラームスっぽい厚ぼったい音でもないということで、しっくりきませんでした。
後半
ショパン スケルツォ 第1番 ロ短調 Op.20 / 第2番 変ロ短調 Op.31 / 第3番 嬰ハ短調 Op.39 / 第4番 ホ長調 Op.54
ああ、やはりチョ・ソンジンはショパンが得意なんだと納得の多彩な音がする。スケルツォだからか、少し鳴らしすぎな感じ。4曲続けるとちょっと単調な気がしてしまいました。
アンコールは3曲
シューマン 森の情景 Op.82-3 ロンリーフラワー
ショパン ワルツ1番「華麗なる大円舞曲」
すごいスピードでアクロバチック。アンコール仕様っていうことなのかしら。
ラヴェル 亡き王女のためのパヴァーヌ
ああラヴェルっていい曲。チョ・ソンジンも気持ちがこもっていて、やっっと本領発揮。本日のハイライトでした。
チョ・ソンジン、聴くのは2回目。正直、もう少しいいかと思っていたので、期待はずれ。ちょっと、残念でした。
横須賀芸術劇場リサイタル・シリーズ65
チョ・ソンジン ピアノ・リサイタル
2022年 8月27日 (土) 15:00開演 (14:00開場)
ヘンデル クラヴサン組曲より HWV430、HWV440
ブラームス ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ 変ロ長調 Op.24
ショパン スケルツォ 第1番 ロ短調 Op.20 / 第2番 変ロ短調 Op.31 / 第3番 嬰ハ短調 Op.39 / 第4番 ホ長調 Op.54
横須賀芸術劇場
〒238-0041
横須賀市本町3-27
TEL.046-828-1600
0 件のコメント:
コメントを投稿