インバルのブルックナー:交響曲第4番を聴きに、サントリーホールへ。
1曲目、
ウェーベルン:管弦楽のための6つの小品 op.6(1928年版)
なかなか、うつくしくて、いい曲であります。
2曲目
ブルックナー:交響曲第4番
4番が始まった途端。あれれ。これは初版版じゃあ!!とびっくり。すっかり、そのそのことを完忘れていたので驚く。
やっぱり、4番は初稿がいい。それも、インバル。初めて、初稿版をきいてたまげてのが インバルのCDだったので、感慨もひとしおでした。
やはり、インバルなので、いわゆるブルックナーらしくはなく、低音ががっしりとピラミッド状に響くとかじゃなくて、各声部の描きわけが明快で、初稿がいかに面白いかよくわかる。
私は大満足ですが、ブルックナー 信者様には異論があってもおかしくはないかもしれません。
でも、この演奏会、ウェーベルンのときからブルックナーの最後まで、補聴器のハウリングが止まず、演奏のよさに比較して、気分がどうしてものりきれず、不完全燃焼だったのは、残念無念でした。
2022年12月13日(火) 19:00開演(18:15開場)21:00
都響第962回定期演奏会Bシリーズ
サントリーホール
指揮/エリアフ・インバル
ウェーベルン:管弦楽のための6つの小品 op.6(1928年版)
ブルックナー:交響曲第4番 変ホ長調 WAB104 《ロマンティック》(ノヴァーク:1874年第1稿)
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