亀井聖矢さんロン・ティボー国際コンクール1位とか。ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番をやるというので、聴きに行ってみる。
尾高惇忠:オーケストラのための「イマージュ」
尾高さんの父君の曲かしら。(兄君でした。) 当時の真っ当な現代音楽で聞いていてなかなかいい感じ。ただ最後のコーダの前の和音の強奏は、あまりに昔風の和音でちょっとなぁ、でも、全体的にはそれなりの曲でした
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 ハ短調
亀井聖矢さん初めてです。ロン・ティボー国際コンクール1位なんで、やはり期待しちゃいます。
第1楽章 男の子なのでそれなりの音量、それなりの低音ですが、ロシアの剛腕とは違います。
まあ、剛腕だけというのも大問題なので、それはいいんですが、いまいち、ほんのちょっと ですが美音が足りないような。
第2楽章 だいぶん快調になってきて、気分よく聞かせてくれます
第3楽章 やっぱり、なんというか、ライト級とはいわないけれど、今のところは、せいぜいウェルター級という感じ。
悪いわけじゃないんだけれど、クリアで俊敏だとは思うけれど、ラフマニノフパワー全開とはいかないかなぁ。
ショパンだとどうなんだろう。ロン・ティボーだから、フランス物がいいのかしら。亀井聖矢さんの本領は、まだわからずというところでした。
尾高さんのバックは流石ベテラン良い感じ。
ラフマニノフ: 交響曲第1番 ニ短調
いままでそれほど悪い印象があった曲ではないんですが、今日は初演でこけたのはさもありなんという気がしました。ラフマニノフで、あれまぁなんて思ったのは初めてかも。別に尾高さんが悪い訳ではないと思うんだが、うちで、プレヴィンとかで復習してみようかな。
東京フィルハーモニー交響楽団 第155回東京オペラシティ定期シリーズ
公演日 2023年6月23日(金)
開演時間 19:00
会場 東京オペラシティコンサートホール
出演者
尾高忠明(指揮) 亀井聖矢p
曲目
尾高惇忠:オーケストラのための「イマージュ」約10分 /
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 ハ短調,約35分
ラフマニノフ: 交響曲第1番 ニ短調 約42分
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