リゲティが2曲聴けるということで 東京シティ・フィルのコンサートへ。
プレトークで高関さんの興味深いお話あり、ヴァイオリン協奏曲の細かいリズム構造や 音響のモワレのお話を有り難く拝聴、おそらく、私の耳では判別不能かと。
最初に先にお亡くなりになった、飯守さんの追悼のため、ローエングリンの第一幕の前奏曲を。やっぱりひどくいい曲。光と恩寵への憧憬が悶絶級の旋律で奏でられる。わたしゃやっぱり、ヴァグナーじゃぁ、ローエングリンが1番だと思う。
1曲目
ルーマニア協奏曲
まさしく、民族派の音楽。最初に評価された曲だそう。面白いことこの上ないが、知っているリゲティとは思えない。
2曲目
バイオリン協奏曲
ガチのリゲティ。やはり極めて刺激的。カデンツァはアデス作らしいが、いまいちピントこなかったかも。少なくともインパクトありではなかったよなぁ。
休憩後、
3曲目
バルトーク:管弦楽のための協奏曲
昔、高校生の頃、ライナー指揮、シカゴ交響楽団のLPを、真面目にまじめに、謹聴したよなあ。
まあ、今では、普通に聞き映えのする、良い曲。
高関さんの指揮は、安心して聴いていられる。リゲティは、タクトなし。バルトークは棒ありでした。
東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団 第363回定期演奏会
2023/9/1 (金) 19:00開演 [18:15開場]
会場:東京オペラシティ コンサートホール
今年生誕100周年を迎えるリゲティと、彼が影響を受けたバルトークの3作品をお届けするハンガリープログラム。
特別客演コンサートマスター荒井英治によるソロも必聴!
出演
指揮:高関 健(常任指揮者)
ヴァイオリン:荒井 英治(特別客演コンサートマスター)
曲目
リゲティ:ルーマニア協奏曲
リゲティ:ヴァイオリン協奏曲
バルトーク:管弦楽のための協奏曲
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