マーラー:交響曲第3番を聴きにサントリーホールへ。
なんだか 3番はひさしぶりな気がするが、大好物なので、楽しみである。
指揮のヴァルチュハさん(首席客演指揮者らしい) 全然知らんひとだが 読響に気に入られているみたいです。
さて、指揮者登場、まだ若手みたいで、スラリとしたスマートガイでありました。
でも、若いのににず、遅めのテンポで オケをじっくりと鳴らす。
フレーズに情感と思いを込めた、細やかな演奏。いまどきの明解路線とはひと味違う感じです。最後までこの調子で保つのかしらと思ったが、ちょっとだれ気味のところがあったようなでしたが、終楽章は大いに盛り上がって、3番聴いたなぁと思わせてくれました。
ただ 3番は偏愛の曲なので、大感激とまではいかんかったかな。
メゾ・ソプラノのエリザベス・デションさん 若々しい瑞々しい声で美しい。あとちょっと低声に深みがあればもっといいが、ルートビッヒじゃないものね、望外です。
読響もなかなか力演で、コンマスとトロンボーンがとても良かったが、ホルンやトランペットには雑味が顔を出して、許容範囲だけれど、もう少し上だといいなぁとは思いました。 まあ 日本のオケとしては 十分か。
なにしろ、曲がいいんだよね。
指揮のユライ・ヴァルチュハさん、大喝采を浴びていて、かなり人気ふぁあるみたいでした。
読響定期演奏会 第638回
2024/5/21(火)18:30 開場 19:00 開演
サントリーホール 大ホール
読売日本交響楽団
指揮=ユライ・ヴァルチュハ(首席客演指揮者)
メゾ・ソプラノ=エリザベス・デション
女声合唱=国立音楽大学
児童合唱=東京少年少女合唱隊
マーラー:交響曲第3番
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