2014-12-03

イルマーレ イタリアン@小田原市早川 その2

埼玉の三男が帰省するも、一泊してすぐ戻るというので、年も終わるからと、次男も一緒に家族で、夕餉の集いをすることに。

帰る前日に、急の連絡があったため、準備ができず、いろいろ迷ったが当日予約できたイルマーレにする。
いつか、オットでの雑談中、三男が、イルマーレで食べたワカシのカツレツがうまくて、いい印象があるといったのが決めてとなる。

夜6時半予約だが、遅れて(連絡ずみ)50分ごろ到着。無事、ベンチシートの席に。
昼と違って、店内は照明を落としてあって、なかなかアダルトな雰囲気。

事前に、10500円のコースを予約してあったので、
フルーティなの*3とシャルドネ系*2という白のグラス、運転手の三男はジンジャエールでスタート。

アミューズ
カワハギのフリット レンズ豆と栗のソース

前菜
カルパッチョ
いなだ、そうだがつお、はなだい、あおりいか、アジ、むつ、さば、まだこ、いさき、ほたて
工夫をこらしたトッピングいろいろに野菜を添えて、
ほたて以外は地元産だそう、さばは軽く燻蒸してある感じで美味しく、それだけは印象に残る

ミズカマス(なんのカマスか尋ねたら、自信なさげな回答が)のミラノ風カツレツ(前回のランチにもワカシ(鰤)のミラノ風カツレツがでてきて、うまかった)
結果的には、本日もミラノ風カツレツがハイライトであったもよう、まあ、よろしいのではないでしょうか

ここで、赤のワインを頼む

リストを渡されたので、女性のサービスに、安めのBaroloと、Barbarescoの違いを教えてもらうと、おなじブドウ種だけれども、Baroloは熟成タイプ、Barbarescoは若いタイプだそう。あまり、参考にならないなぁと思ったが、それ以上、質問する気が失せたのでBarbaresco(¥12000)を頼む。

Dante Rivetti Bricco di Neive, Barbaresco Riserva DOCG, Italy?かな
まあ、のみやすい

パスタ
九条ネギと白子のソースのパスタ 
酸味があるので、何が入っているか聞くと、しばし考えて、柚子がはいっていると教えてくれた。
そうか、折角の白子だけからつくるというソースが、柚子まみれな感じ、いいせんいってるのに、おしいなぁ、

あかいか、さくらえびのタリオリーニ(めずらしい極細タイプ) トマトソース ふつうか?まあまあ

メイン
まだいのソテー タルディーボ(イタリア野菜、もしかして、地元産?)、揚げた?しいたけ(小田原久野産がうりらしい、確かにジューシィ)をそえて  いたって、ふつう

ドルチェ
クレームブリュレにアイスクリーム なかなかうまい濃厚なアイスクリーム おいしい

コーヒー

で終了。サービス料10%を加えて、しめて、70,210円なりでした。
感激的に、おいしいお皿には、めぐりあえず。コストパーフォマンス的には、極めて悪い様に思われます。
それに、黒服は女性ひとり、あとは、厨房のスタッフが、懸命に対応ということで、料金とれるような、サービスうけてないような。

また、厨房にオーナーシェフがいなかったような気がします。いれば、もう少し、いいのかもなどと思いました。邪推か?

前回のランチもいまいちな印象でしたが、今回のディナーで、評価はさらにさがってしまいました。

とくに、ポーションが、20代の喰い盛りの息子たちには極めて、物足りなかったよう。食意地の張ったジジイのわたしも、コース終了後、ああ、腹減ったと思いましたです。

せめて、弟弟子のオットみたいに、パスタについては、おおめ?ふつう?すこし?などときいてくれれば、少しは助かるんですが。

まあ、世界の有名温泉宿泊観光地「箱根」を背負ったロケーション、熟年不倫カップルにぴったりみたいな感じのお店なので、高年齢層に最適化されたようなポーション等をふくめ、脳足りんで単細胞なガストロノミー志向の我が家などとは、もともと、コンセプト違いなんでしょう。

選択の自由は尊重する必要があるので、文句を言うのは筋違いかもしれません。


P.S.
I氏、Y(嬢というには、年齢的に、チト苦しいかな。既婚だし)、おばんでございましたです。

ところで、あれは、お互い、気がつかなかった、でよいんですよネ。

わたくし、小市民なもので、文学的空間におけるロココ風自由恋愛には、抵抗ないんですが、現実の3次元におけるW不倫に遭遇とかは、なるべく避けたいわけなんです。

ただ、ああいう小さいお店で、3組しかお客がいない場合、気づかないということは、難度が高くって、大変なんでございますのよ。

できれば、熟年アヴァンチュールご活動中は、半径10m以内に、近づかないでいただければ、ありがたいんですが。

おねがい。

当方といたしましては、良い機会と前向きにとらえ、お口直しに、ロレンス・ダレルのアヴィニョン五重奏【全5巻】でも、読んで、文学的空間における、リハビリ訓練などにいそしんでみようかと思料いたしておるところであります。

あと、今後、我が家的には、イルマーレ入店の可能性は、限りなく低いので、安心して、ご利用いただければ幸いでございます。

敬具

0 件のコメント:

コメントを投稿