キャストは
指揮ホセ・ルイス・ゴメス
演出エミリオ・サージ
レオノーラ イアーノ・タマー
ドン・アルヴァーロ ゾラン・トドロヴィッチ
ドン・カルロ マルコ・ディ・フェリーチェ
プレツィオジッラ ケテワン・ケモクリーゼ
グァルディアーノ神父 松位 浩
フラ・メリトーネ マルコ・カマストラ
カラトラーヴァ侯爵 久保田真澄
マストロ・トラブーコ 松浦 健
合唱 新国立劇場合唱団
管弦楽 東京フィルハーモニー交響楽団
というもの。
音楽は、円熟期のヴェルディそのもの。台本は例のピアーヴェ+α(改訂版)、ということらしく、音楽最高、台本最低の典型みたいなやつでした。(まあ、現代人のゆがんだ観点からすると、ということなんでしょうが)
で、幕切れの、音楽だけがなしうる、素晴しい浄化の音楽(パルシファルよりよっぽどいい、と、とんでもな感想)に聞き惚れつつ、あまりのストーリーに脱力という、ある意味、予想どおりの、結果となりました。
指揮のホセ・ルイス・ゴメスさん、演出のエミリオ・サージさんも、余分なものがついていなくて、なかなかだったんじゃないでしょうか。
歌手陣は、ヴェルディなんで、もう少し、パワーがほしいかな。とくに、ドン・カルロが、非力。
で、うれしい発見も。グァルディアーノ神父をうたった、松位 浩さん、知らない人でしたが、すごくよっかた。
妻屋さんのほかにも、歌える人がいるじゃない、などと、感心しちゃいました。ブラボー。ちと、えらそうで、ごめん。
と、いう感じでございました。
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