そこで、10年以上使ったことがない、パイオニアのLD-X1と CLD-R7Gをうごかしてみることに。
すると、案の定、どちらも、満足に絵が出てこない。再生機械もやはり、産廃状態であることが確認できたのであります。
で、LDディスクですが、LPのように、いまでも、再生機能を復活することに意味があるのか、その、クオリティを考えると、大いに疑問がある。
ただ、ソフト資産として考えると、いまや、日本のソフト市場の顧客としてのポテンシャルが、おおいに、下がってしまっていて、昔手に入った、いろいろなソフトが、BDはおろかDVDですら、手に入らないという、驚くべき現状があることにも、あらためて、きづかかされる。LDの再生環境は、いまでも、それなりに、意味のあることのようなのだ。
そこで、LD-X1や CLD-R7Gの代替になるLDプレーヤーをみつけようとすると、すべての製品が2009年には生産終了となっている。
LD-X1(1989年発売)のような、ハイパフォーマンス機は、その、さらに前に姿を消していて、幻の銘機状態である。
そこで、最終段階の高級機について調べてみると、
CLD-959 1992年発売 重量16.5㎏ 定価:250,000円
CLD-HF9G 1994年発売 重量10.2kg 定価:170,000円 スリップする
LD-S9 1996年発売 重量10.2kg 定価:180,000円 赤の色帯が出やすい
という感じ、、最後期の機械はLDが瀕死状態ということもあって、かなり、問題をかかえていて、LD-X1のような水準はとても期待できないことになっていたようだ。
このなかでは、最も年代の古い、CLD-959が重量16.5㎏ということもあって、なんとかなるかもしれない、と思われたので、今でも動きそうな中古の出物をさがしてみることに。
すると、三重、伊勢市のハードオフ伊勢中須店に、6ヶ月保障のついた54,000円の出ものがあるのを発見。さっそく、注文する。
不細工な梱包につつまれて、CLD-959が到着。なんとか結線して、トレーのイジェクト・ボタンを押すと、盛大な異音を発して動かない。どうも、トレーの歯車が外れているようだ。
あまりの、予想どおりの展開に脱力しつつ、ハードオフ伊勢中須店にお電話、修理依頼(受け付けてもらえるのか?まさかぁ)してみるので、送り返してというご回答が。まあ、しょうないね、ということで、ご指示どおりに、送り返すことになった。
まあ、こんなこともあるでしょう、と、いうことで、修理不可で返金になると、確信しつつ、次なる弥縫策を考えることに。
で、最後まで販売されていたLDプレーヤーについて、情報を整理すると
CLD-R5 重量6.9kg 1996年発売 2009年まで生産2017年まで修理対応可。
DVL-919 重量8.5kg 1998年発売 2009年まで生産2017年まで修理対応可。
ということだったので、2017年まで修理対応可という、重要情報をたよりに、少しだけ重いDVL-919を導入することにする。
で、オーディオユニオンのセカンドハンズ新宿中古センターに、49,800円ででていたやつを注文、ほどなく、品物が届き、結線してみると、無事、LDの再生が出来るようだ。
DVL-919 重量8.5kg 1998年発売 2009年まで生産2017年まで修理対応可。
ということだったので、2017年まで修理対応可という、重要情報をたよりに、少しだけ重いDVL-919を導入することにする。
で、オーディオユニオンのセカンドハンズ新宿中古センターに、49,800円ででていたやつを注文、ほどなく、品物が届き、結線してみると、無事、LDの再生が出来るようだ。
ということで、なんとか、LD視聴環境の構築が完成した。
どうも、ネット情報によると、LDは所詮、NTSCなので、高級機も普及機もクオリティに大差はない、DVI端子で、プロジェクターに出力すれば、みな、同じということらしい。
それより、コンポジットで、ダイレクトコンポジット出力を生かして、外部でY/C分離すれば、いいんだとか。
なんだか、ようわからんが、ようするに、コンポジット出力で、今時のテレビとか、AVアンプにつなげれば、普及機でも、大丈夫、ということのようだ。間違った理解かもしれないけれど。
ということで、LDプレーヤー2台体制が構築されることになってしまった。いくらなんでも、ちょっと、やりすぎだよなぁ。
さて、高級品CLD-959 重量16.5㎏と、普及品DVL-919 重量8.5kgの違いですが、映像については、ネット情報どおり大差なし、ということみたいです。
ま、所詮は、NTSCということですが、DVDに比較して、それほど、劣るということはないみたいです。
とはいっても、映像のクオリティについては、ほとんど気にしたことがないので、違いはわかりませんというのが、正直なところです。
、
ただ、音についてはかなり差があるみたいで、重量16.5㎏のCLD-959にも、それなりの、意味はありそうです。
問題は、いつまで、機嫌よくうごいているのかということですが、CLD-959が産廃にばけるまえに、2017年まで修理対応可というDVL-919の、オーバーホールと、ピックアップ交換ぐらいは、すべきなんでは、と思ったりする、今日この頃、ということになるのであります。
さて、こんなことになってしまったので、近頃、ヤフオクで、LDディスクを漁ることが、多くくなりました。
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