越生梅林見物のあと、昼飯はそばをくうことにする。梅林の近くに、梅乃里 (うめのさと) という店があるが、前を通ると、繁忙期で、長蛇の列だし、なんとなく、ぴんとこないので、帰り道を工夫して、日高市にある百日紅 (さるすべり) にいくことにする。
30分ほどで、到着。入店すると、丁度、満席で、待つことになったが、まもなく、席に座ることが出来た。
座卓に、玄碾そば1日限定8食というカードがあったので、これ、どんなものですか、と訊ねると、そば殻がすこしはいっているとのこと。十割ですかときくと、そうですというので、お願いすることに。(ふだんは、出雲産の粉で、1000円だけど、きょうは常陸那珂のもので、900円でした。)
それに、せいろ700円(二八、きょうは常陸那珂と、表示があった)も頼む。すると、替えざるにすれば400円になります、とおっしゃる。それは、助かるなぁ。
で、さきに、せいろをお持ちすることになっています、とのひとことが。なかなかのこだわりが、感じられます。(このお店、どこか、脱サラ風な感じがしますね。)
しばし待っていると、せいろ登場(デザートの羊羹まで、ついてる)。そばの薫り高く、堅めで、エッジのたった、おいしいおそばである。かえしも、しっかりしている。
つづいて、玄碾そば。いかにも、十割、やはり、すこし、堅め。これも、うまい。なかなか、水準高いんじゃないでしょうか。そばの、分量は、多いくらいに、たっぷりあって、食事として、じゅうぶん。
玄碾そばは、おろしで変化をつけると、さらに、よかった。(ただ、もみじおろしもついていて、それは、わたし的にはあいません。辛味に弱い、子ども舌です。折角のそばがどっかにいってしまうもんな。ま、こいつは、自己責任でございますよね)
蕎麦湯も白濁した(でも、過剰にとろ味があるものじゃあない)こだわりタイプ。
しめて、1300円ぽっきり。うまくって、質が高いのに、しっかり、量もある、いうことなしのお店です。大変、ごちそうさまでした。
百日紅 (さるすべり) そば
042-985-5588
予約不可
埼玉県日高市田波目575-4
営業時間 11:30~15:00(売り切れ次第終了)
定休日 火曜・水曜
[昼]¥1,000~¥1,999
カード 不可
席数 17席 (椅子席なし)
完全禁煙
駐車場 有(7台程度)
http://sarusuberi5103.com/index.html
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