タベログ通信 その99
江戸前寿司強化活動のため、銀座の名店、ほかけにでかける。
親方が元気なうちに、こはだを食べておく必要があるとのことです。
じつは、もう2年以上いっていない、阿佐ヶ谷のなんばにでもいくかと電話を入れたところ、6月は一杯、7月も埋まっていると、すまなそうなお答えが。
凄まじいことになっているらしい。
観音裏一新でも、2週間くらい前なら、楽々なのに、世の中、不思議なことがあるものでございます。
鮨なんば、おそらく、もう、喰う機会は、訪れないということみたいです。ま、しゃあないネ。
ほかけを探して、東銀座の歌舞伎座周辺を、うろうろ、やっとみつける。こんなわかりやすいところに、あるんだと、田舎もんの自分を再認識。
麒麟の小瓶×1 冷酒×1
つきだし
しろえび?のあえもの
小岩の菖蒲園の帰りです、と自己紹介。
つまみ
しゃこ ふわふわ、極めて旨い
あわび 煮たものしかないとのこと、それがいいですとこたえる
にぎり
こはだ 2つ頼むと、ひとつ分しかないそう
それでは、と替わりに いわし
いか
かれい
あじ だいぶ良くなってきたとのこと
みるがい
とりがい
あかがい みにします、ひもにしますと聞かれて、しばし黙考、みをおねがいする
しゃこ つめにします、しょうゆですか、というので、つめを。ふわっとしてて、夢のようにおいしいです、というと、自分で、うでるから、と小声でおこたえが。
はまぐり つめ これも、信じられないほどやわらかい。おいしいね、と一言。
あなご つめ
なんだか、ただ、ケースにあるやつ、全部食べただけみたいですね、というと
そうだね、あと、あるのは、こだい、です と教えてくれる。こだいは、やめて、
もう、すしはいっぱいなので、
かんぴょうまき わさびいり を頼む。
おなかいっぱい。
すしで腹いっぱいとか、粋じゃないよねというと
いやぁ、小瓶ひとつ お酒ひとつで、一番いいんじゃないですかと、おっしゃる。
しめて、19000円弱、鮪喰うの忘れたけれど、銀座の老舗としては、きわめてリーズナブルじゃないでしょうか。
むかしのお寿司って、こんな感じだったんでしょうか。関東風の、少し、濃い味。で、しゃことはまぐりが驚異的においしい。
正統派の古典ということみたいです。よい経験になりました。
入店から、お勘定まで、40分少々。
親方、渋いいい男、むすめさん、美人。銀座だなぁ。
ほかけ 寿司
03-6383-3300
東京都中央区銀座4-10-6 銀料ビル 1F
東銀座駅徒歩2分
11:30~14:00
16:30~21:00
土曜不定休。日曜・祝日定休
[夜]¥15,000~¥19,999 [昼]¥10,000~¥14,999
カード 可 (JCB、AMEX、VISA、MASTER、Diners)
席数 9席 (カウンター席、座敷)
個室 有 4人可
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