2016-10-25

神尾真由子(ヴァイオリン)&ミロスラフ・クルティシェフ(ピアノ) デュオ・リサイタル @サントリーホール

神尾真由子さんのブラームス、ヴァイオリン・ソナタ第1~3番の演奏会にいってきた。

5年前に東京芸術劇場でブラームスのヴァイオリン協奏曲を聴いたことがあるが、そのときの、気迫が前面に出てくるような演奏とだいぶ違って、随分、大人になったなあという印象。

ブラームスらしい、深い色合いの音で、低声で語りかけるような内省的な演奏。なかなか、素敵である。第1番はまだ、調子が出きらない感じでしたが、2番は、ヴァイオリンとピアノの掛け合いがシックリはまっていて、良い感じでありました。

奥さんは、休憩後の第3番が気に入ったようです。

プログラムで、神尾さんが、「指定もメゾフォルテやメゾピアノがおおく、聞き映えするのを避けているのか」とおっしゃているのが、まさに、そのまま、というところで、印象的でした。

クルティシェフさんのピアノも、ロシア派らしい、クリアな美音、中欧ぽさはないけれど、さすが、チャイコフスキー1位なし最高位という感じです。

アンコール、もうひとつあるブラームスのヴァイオリン曲「F.A.E.ソナタ」のスケルツォもきいてほしいとおっしゃった。

つぎは、バッジーニ「妖精の踊り」、ビルトゥオーゾの実力を撒き散らして、神尾さんらしい迫力。やあ、凄いねえ、まだまだ、若いと、ニコニコしてしまいました。

で、クライスラーのメロディーで、しっとり、ヴァイオリンのリサイタルらしい、しめでありました。




日時    2016年10月25日(火)19:00開演  終演21:00
会場    サントリーホール
神尾真由子&ミロスラフ・クルティシェフ デュオ・リサイタル
席種:    A席 ×2枚
席番:    1階 20列 31番  20列 32番

【出演者】
神尾真由子(ヴァイオリン)
ミロスラフ・クルティシェフ(ピアノ)

【プログラム】
J.ブラームス:
ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト長調「雨の歌」 Op.78
ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ長調 Op.100
ヴァイオリン・ソナタ第3番 ニ短調 Op.108

アンコール
ブラームス    :「F.A.E.ソナタ」からスケルツォ
A.バッジーニ    :妖精の踊り op.25
グルック(クライスラー編)    :メロディー







2011/02/19
18:00開演
会場:東京芸術劇場  
読売日本交響楽団
指揮:ゲルト・アルブレヒト
ヴァイオリン:神尾真由子
ブラームス/ヴァイオリン協奏曲 
ブラームス/交響曲第2番    

2枚 ok  a券  1f h32.33

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