新春最初のコンサート、ブラームス:ヴァイオリン協奏曲にドヴォルジャーク:《新世界》なんて、いかにも、似つかわしい演目だろうということで、横浜みなとみらいホールにいく。
神尾真由子さんのブラームス、ヴァイオリン協奏曲は、5年前にきいたことがあるが、去年のヴァイオリン・ソナタでは、随分大人になった演奏だったので、どうなるか、楽しみである。
で、やはり、かなり、進化した、美しい演奏になっていて、聴き映えがする。なんというか、余裕のある、柔軟で、のびやかな演奏で、弱音の美しさが、印象的。若やいだ気迫が前面に出ていた、5年前と、やはり違う。とてもいい感じである。これから、もっと、人生を重ねて行って、どんどん、深みが出てくるようになるのだろうから、楽しみだ。きっと、シベリウスなんかもあいそうなので、聴いてみたいもんである。
アンコールはパカニーニのカプリース、24番。キレキレでした。ブラヴァ。
後半は、 飯森範親さんの、ドヴォルジャーク、交響曲第9番、快調に、お正月気分でいられたので、いいんじゃないでしょうか。
アンコールは新世界ということで、ルロイ・アンダーソンのジャズ・ピチカート。
気分よく、会場をあとにいたしました。
日本フィルハーモニー交響楽団
第324回横浜定期演奏会
横浜みなとみらいホール 大ホール
午後6時開演(午後5時10分開場)
2017年1月7日(土) 18:00
指揮者 飯森範親
出演者 ヴァイオリン:神尾真由子
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
ドヴォルジャーク:交響曲第9番《新世界より》
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