でも、一度ラフマニノフのピアノコンチェルト2番を聞いたことがあるのだが、さすがロシアンスクーとは思ったものの、ラフマニノフは男じゃないと派なので、いまいちグッとこなかった記憶があるので、それほど期待していたわけじゃない。
曲も1曲目はベートーベンの31番。
若いのに恐れ知らずだなぁとか、そういえば真央君もここで31番やってた、流行りなんかしら、などと斜に構える。
でも、松田華音さん、自分が感じたまま、のびのびと、エスプレシーボに歌う。
音のパレットもフル活用。とっても面白い。
なんだかショパンでも聞いてるみたいでした。大満足。
若いんだからこれでいいのでは。才能ありますなぁ。
2曲目シューマンの謝肉祭
テクニック満載、なんだか血湧き肉躍るみたいな、若々しい、気持ちの良い演奏。素晴らしい。
後半チャイコフスキーから12曲。
これも鮮やかな演奏。でも曲がなぁ 正直つまらん曲で、松田さん才能の無駄遣いです。今度はどうかラフマニノフにしてくださいな。
でも、あまり期待していなかったので、非常に満足感に大きい演奏会でした。
松田華音 ピアノ・リサイタル
開催日 2019年08月06日(火)
時間 開場18:30 開演19:00
会場 ヤマハホール
公演概要
6歳からロシアに渡り、日本人初のロシア政府特別奨学生としてモスクワ音楽院に学び、
18歳で名門ドイツ・グラモフォンからCDデビューを果たした注目のピアニスト・松田華音が、
ヤマハホール・コンサート・シリーズに初登場!若き新星が奏でる王道のロシア・ピアニズムを、響き豊かな空間でご堪能ください。
出演 松田華音(ピアノ)
演奏曲目
L.v.ベートーヴェン/ピアノ・ソナタ 第31番 変イ長調 Op.110
R.シューマン/謝肉祭 「4つの音符による面白い情景」 Op.9
P.Iチャイコフスキー/18の小品 Op.72 より
0 件のコメント:
コメントを投稿