苦手のチャイコフスキーがついているけれど、ピアノ協奏曲なので、我慢することに。
最初に、 チャイコフスキー ピアノ協奏曲 第1番。ピアノのアレクサンダー・ガヴリリュクはもうすぐ、32歳になる若手のピアニストで、16歳の時、浜松国際ピアノ・コンク-ルで優勝、中村紘子さん大絶賛とかいう人みたい。
なるほど、凄いテクニシャン。でも、ロシアの凄腕によくある力ずくな感じはなく、力感はあるのに、とてもニュアンス豊かで美しい。感心してしまった。
ピアノがこれだけいいと、チャイコフスキー ピアノ協奏曲 第1番も、ショーピースと思って聞けば、十分楽しめる。ブリバエフのバックも、N響の低弦が気持ちよく響いて、あざとさがなく、なかなかのもんでした。
後半の、ラフマニノフ 交響曲 第2番も、過不足のないでき。アラン・ブリバエフも、良い感じの指揮ぶりでした。曲がいいので、満足、満足。わたシャ、ラフマニノフ・ジャンキーなので、よほどのことがないかぎり、ニッコニコ、なんであります。
N響オーチャード定期2015-2016シリーズ 第90回定期演奏会
会場 Bunkamura オーチャードホール
公演日時 2016/07/10(日) 14:30開場 15:30開演
指揮:アラン・ブリバエフ
ピアノ:アレクサンダー・ガヴリリュク
曲目:チャイコフスキー ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調 op.23
ラフマニノフ 交響曲 第2番 ホ短調 op.27
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