2016-07-21

FiiO X3 2nd gen ポチしたの。でも、プレイリスト最低、プンプン。(自業自得)

近頃常用のデジタルオーディオプレーヤー(DAP)は、SONY WALKMAN NW-A16 [32GB]にダイナミック型オープンエア・ヘッドホン、ゼンハイザー(SENNHEISER) PX100のお気楽セットである。

なんちゃってウォーキングの伴に最適なんでございます。大満足。

ところが、好事魔多し、お出かけにつれていったときに、このWALKMAN NW-A16を128GマイクロSDいっぱいのFALCとともに紛失、大ショックでございます。

しかたないので、予備役にまわって暇をしていたiPod touch 5th 32Gを招集、普段使いなので性能には特段の不満はないんだが、なにしろ、容量が 32Gしかない。

やっぱり、マーラー交響曲全曲とか、ブルックナー交響曲全曲とか、もちろん、ラフマニノフの交響曲とピアコン全曲とかとか、何時でもきけるようじゃないと、不便でしょうがないのであります。

ということで、後釜を探すことにしたんですが、SONY NW-A16の現行バージョンNW-A25は、買い換え意欲をまったく刺激しない代物(別に旧世代NW-A16で十分)で、これにするなら、おそらく、年末には出るだろう次世代機を待つほうがよくネとの、冷静な判断がくだる。

でも、iPod touch 5th 32Gで、年末まで、我慢するというのも、耐え難いということで、インターネットをうろうろしていると、FiiO X3 2nd gen という、華流なやつの評判がそこそこであるのに気づく。

中華さまかァとは思ったが、
DSD/APE/WAV/FLAC/ALAC/WMA/AIFF【ハイレゾ音源】対応
DSD [2.8MHz / 5.6MHz]をネイティブ再生
DACチップ・シーラス・ロジック CS4398とアナログアンプ・TI OPA1642 / LMH6643
と、スペックはなかなか、
57 x 97 x 16 mm 135gは、とっても重いが、年末までの繋ぎなのでまぁいいかてな感じ。
なにしろ、通販で22,800円と、とっても、お安い。ということで、ポチ。

さらに、到着にあわせ、マイクロSD(サンディスクSDSQUNC-128G-GN6MA 4,157円)を用意
(WALKMAN NW-A16と一緒にどこかへ消えたんで)。

で、ネットでお勉強すると、ファームウェアのバージョンアップには、FAT32でフォーマットした、マイクロSDがいるんだそうである。

でも、32GBまでのSDでないと、Windows10では、フォーマットできない。( FAT32は32GBまでしか対応しないということらしいので、当然ではある)

大変大変、こまって、ネットをさまよい、
 I-O DATA ハードディスクフォーマッタやBUFFALO Disk Formatter2、さらには、SD Association御製のSD/SDHC/SDXC用SDフォーマッター4.0でも試しましたが、駄目でツタ。

ようよう、タブクルhttp://tabkul.com/?p=9150さまのところで、HP USB Disk Storage Format Tool - v2.1.8というフォーマッタを紹介される。(今のバージョンはhp usb disk storage format tool 2.2.3らしい)

で、 http://files.extremeoverclocking.com/file.php?f=197さまのところに出かけて、ダウンロード、
起動しようとするも、あぶねぇソフトだぜ、管理者権限じゃねえしと、ダメだしされる。しかし、無理矢理、スタート。

無事?128GBのサンディスクSDSQUNCを、FAT32にフォーマットすることができた。ここまで、数時間を要す。ジジイいじめも、いい加減にして欲しい。

(まあ、840円で32GのマイクロSD購入、Win10でさくっとFAT32にフォーマットが、大人の常識であります。)

で、Fiioのサイトから、最新のファームらしい X3II FW2.0 を、128GBのサンディスクSDSQUNCにコピー、やっとのことで、FiiO X3 2nd genをFW1.4からFW2.0へアップコンバートしたのでした。
つかれたビ。

でも、まだ先がある。

この128GBのサンディスクSDSQUNCを、FAT32からexFATにしないと、128GBとしては使えない。このフォーマットはWin10でもできるからまだいいけれど、ネット情報によると、クイックフォーマットは、音飛びするんで不可とかおしゃっている。意味不明だが、しょうがないので、スタンダードでフォーマット。さらに3時間ほど、時間がかかる。オイラはお怒りだぞ。

ということで、やっとのこと、いままで、Sony Media Go という不出来疑惑のあるソフトで、CDからFALCに変換してきたファイルとプレイリストを、サンディスクSDSQUNC-128Gにコピー。

ここで、大問題。このプレイリストを、どうにかして、FiiO X3 2nd genちゃんに読んでもらわなくちゃいけない。

どうも、FiiO X3 2nd genのプレイリスト機能は表彰もんの低機能ぶりで、まったく、使えないんだが、外のソフトで作ったやつを流用すれば、なんとかなるらしい。

ただし、たとえば、Sony Media Go のプレイリストを、FiiO X3 2nd genが読めるように、Sony Media Go のプレイリスト・ファイル(「M3U」じゃなく「M3U8」形式。でも、私がつくったSony Media Go のプレイリストは、なんと「M3U8」でありました。ラッキー)を、テキスト・エディター(懐かしいなー。このごろ、使ったことなんぞねぇ。)で編集するそうな。

はて。でも、しょうがないので、TeraPadというフリーのエディターを、ダウンロード、Sony Media Go のプレイリストを読んでみる。

まあ、当然?読めるが、なにをどう読んで、どう書き換えればいいんじゃい、さっぱりわからん。

ということで、またまた、インターネットを彷徨い
Airis Logさまの【 FiiO X5 】PCでスマートにプレイリスト作成する方法
http://airislog.wp.xdomain.jp/iem/fiio-x5-playlist/
にたどりつく。

で、
1. X5にSDカードを挿入した状態でストレージとしてUSB接続する (カードーリーダーでもOK)
2. PCでプレイリストが作成できるプレイヤーを使用し、SDカード内の曲でプレイリストを作成し、m3u形式でデスクトップに保存する
3. 保存したプレイリストをテキストエディターで開く
4. 1行目に”#EXTM3U”が無い場合は追加する
5. ドライブレター(“C:”ってやつ)をSlot1のSDカードの曲の場合”TF1:”、Slot2の場合”TF2:”へ置き換える
6. 編集し終わったm3uファイルをSDカードへコピーする (絶対パスなのでどこに置いても問題なし)
保存する時の文字コードは何が正解なんでしょうね?
とか、おっしゃっているのを参照。

私のSony Media Go のプレイリスト・ファイルは、m3u形式だし、 1行目に”#EXTM3U”ってあるんで大丈夫。
でも、ドライブレター(“C:”ってやつ)をSlot1のSDカードの曲の場合”TF1:”、Slot2の場合”TF2:”へ置き換える、てどうするの、わたしのFiiO X3 2nd genはSlotがひとつしかないのよね。

はて、はて、はて、といろいろ、試行錯誤、結局、Slotがひとつしかなくても、”TF1:”に置き換えればいいと判明、この、検証に1日を要す。馬鹿だぁー。

でも、その要因の大半は、置き換えしてみても、プレイリストの最初のファイルだけが読めないという、なぞの現象発生のせいだったんだす。

で、電源オフして、ふて寝して、翌日読んでみたら、何事もなく、すんなり成功という、ミステリー体験でありました。

ということで、いまのところ、成功の理由はわからねど、何とか、動いております。

でも、こういうのって、コンシューマー製品と、いえるんでしょうか。すくなくても、ジジイ用とは、とてものこと、いえないと、思われます。

哀れ、秋風よ!(これから夏だけど)。この泥濘の道はどこまで続くんでありましょうか。うんざり。


P.S.

FiiO X3 2nd gen、肝心の音についてですが、まだ、ほとんど実践投入していないので、はっきりしたことは、わかりません。

世評では、ニュートラルな傾向とか、どちらかといえばドンシャリとか、ポップスむきの元気な音とか、諸説入り乱れていて、さっぱり、どんな音なのか、はっきりしません。

で、SHURE SE315できいてみると、SHUREらしく聴きやすい音で、それなりに、パースペクティブなひろがりもあり(見晴らし広大とは云えんが)、無難な音。

いっぽう、AKG545では、レンジ感はそれほどない、中域くっきりの細身の音で、もしかすると、FiiO X3 2nd gen単体ではドライブしきれていないのかもしれないな、という感じ。

どうも、そんなに、個性的な音ということではないようなので、SHURE SE315で、まったり聴くぶんには、問題なさそうであります。


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