今日は、マーラー:交響曲 第10番のアダージョとブルックナー:交響曲 第9番 という面白い組合せ。
前半
マーラー:交響曲 第10番 から アダージョ。
ノットらしい、明晰な響き。見晴らしがよくききやすい。東京交響楽団の音も、それなりだったが、マーラーとしては、もう少し艶っぽい響きがするといいんだけれど。
後半
ブルックナー:交響曲 第9番。やっぱり、ノットらしく、明るさのある、良い響き。ブルックナーの抹香臭さというか、シュヴァルツヴァルト(Schwarzwald ドイツの「黒い森」)から湧き上がってくるような響きはないけれど、気持ち良い演奏だった。
ミューザ川崎シンフォニーホールの音が、そういう傾向というのも、あるのかもしれません。
今どきなんで、こういう演奏もいいんじゃないんでしょうか。
【川崎定期演奏会第65回】 2018年04月15日(日) 14時00分 開演
ミューザ川崎シンフォニーホール
2018年04月15日(日)14:00 開演
出演
指揮:ジョナサン・ノット
東京交響楽団
曲目
マーラー:交響曲 第10番 から アダージョ
ブルックナー:交響曲 第9番 ニ短調 WAB109
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