レオンスカヤのシューベルト・チクルス1回目、に行く。
ピアノはやはり、2015年4月のリヒテル生誕100年記念のコンサートと同じで、ヤマハだった。リヒテル人脈なんで、当然か。
レオンスカヤのシューベルト、普通の感じと随分ちがう。女性っぽさは皆無。骨太で、躍動的、まだ、若い頃のシューベルトだからというわけでも、ないみたい。
シューベルトって、P、PP、PPPの領域で生起する世界とかいう固定観念があるんだが、随分とダイナミックで、瞬間的に感情が変化する。構築的というより、即興的独白な感じが強い。
本当に、真正面からの演奏で、聴きごたえありでした。
レオンスカヤさん、今年72歳、これからまだ、1日おきに5回もコンサートがある、すごい体力・精神力でいらっしゃいます。聴きにくるだけでも、こちらの方の体力がもつか心配になるが、たのしみ。
最後の D850がやはり、ききものであります。
6回のチクルスなのに、アンコールまである。即興曲の第4番、やはり、かなり骨太。レオンスカヤさん、もう、すげえ、元気いっぱいでありました。
エリーザベト・レオンスカヤ (ピアノ)
~シューベルト・チクルス~
■会場 東京文化会館 小ホール
■出演 ピアノ:エリーザベト・レオンスカヤ
【 I 】2018.4.4 [水]19:00開演(18:30開場)
シューベルト:
ピアノ・ソナタ 第1番 ホ長調 D157
ピアノ・ソナタ 第4番 イ短調 D537
ピアノ・ソナタ 第17番 ニ長調 D850
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