前半
モーツァルト ピアノ・ソナタ第10番 K. 330
ヤマハの時よりも肩の力が抜けているのか、多才な音色、弱音重視でも極端な力みがなく、音に迅速感もあってなかなかだった。
ベートーヴェン(ピアノ・ソナタ第17番ニ短調「テンペスト」)
やっぱりこのくらいの時期のやつが今はぴったりという感じで、躍動感もロマンチックな情感もあって、聴き映えがする。テンペストいい曲だ。
後半
ショパン:スケルツォ全曲
ダイナミクスも広くって、柔らかい弱音も効いていて、スケルツォだなあと、いい感じ。
ショパンは、やっぱりこのくらい腕が立たないと、聴いてていてしっくりこないよね。
アンコール
*ショパン:マズルカ op.63-3
*シューベルト=リスト:ウィーンの夜会第6番
*シューベルト=ゴドフスキー:楽興の時 op.94-3
*ドビュッシー:月の光
テクニックも弱音の聴かせどころもうまい具合で、大喝采でした。
正直、ソンジンの方がスケール感はあったけれど、好ましいのは真央くんですね。
今度は何聞きに行こうかしら。
藤田真央(p)
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第10番 ハ長調 K. 330
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第17番『テンペスト』ニ短調 Op. 31-2
* * *
ショパン:スケルツォ全曲
第1番 ロ短調 Op. 20/第2番 変ロ短調 Op. 31/第3番 嬰ハ短調 Op. 39/第4番 ホ長調 Op. 54
2019/10/14(月・祝) 14:00 開演 13:30 開場
紀尾井ホール (東京都)
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