今年は「グレの歌」おおあたりで、これで、3度目だ。
ノットの「グレの歌」、後期ロマン派的情念はあまり濃くないが、クリアーで、美しい響き。ミューザ川崎シンフォニーホールの美質をよく感じさせる演奏だった。
でも、さすがのミューザでも、歌い手たちが、あの分厚いシェーンベルクのオーケストレイションの中から、声を明瞭にとおすのは難しいところもあった。
山鳩の藤村実穂子さん素敵、サー・トーマス・アレンの語り手、さすがの存在感で。楽しめました。
ミューザ川崎シンフォニーホール開館15周年記念公演「グレの歌」
日時
2019年
10月6日 (日) 15:00開演
会場
ミューザ川崎シンフォニーホール
出演
指揮=ジョナサン・ノット
ヴァルデマール=トルステン・ケール
トーヴェ=ドロテア・レシュマン
山鳩=藤村実穂子
農夫=アルベルト・ドーメン
道化師クラウス=ノルベルト・エルンスト
語り手=サー・トーマス・アレン
合唱=東響コーラス
管弦楽=東京交響楽団
曲目
シェーンベルク:グレの歌(日本語字幕あり)
0 件のコメント:
コメントを投稿