2017-05-06

小山実稚恵(ピアノ)/ウラル・フィルハーモニー管弦楽団/ドミトリー・リス(指揮) ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン 「熱狂の日」音楽祭2017

小山実稚恵さんのショパン、コンチェルト1番にいく。

ラフォルジュルネ、いってみたかったが、今年は、ちょうど良い室内楽がなくて、そういえば、小山さんって、実力者なのに聴いたこと あいなぁということで、いってみることに。

東京国際フォーラムのホールは初めて。Aホールだったが、スタジアムみたいに巨大な会場で、ビックリ。お安く、気軽にクラシックということで、ナットクのコンセプトらしい。

小山さん、快活な雰囲気で登場。さすがに、ベテランらしく、練りこまれた表情豊かなショパン。明瞭な響きで、エスプレシーボだが、重くならない。情感がこもっていて、上品な演歌をきいてるみたい。(悪口じゃないからね)日本ちっくで、なかなかでした。3楽章が、もう少し飛翔してくれると、さらに素敵だったかも。
つぎに、大ポロネーズを、これはもう少しギャラントで、華麗だとさらにいいかな、十分だけど。こんど、もっと、いい音のホールで聴いてみよう。

バックのウラル・フィルハーモニー管弦楽団。 ラフォルジュルネの常連みたい、クラッシクな響きのたっぷりしたバックアップでありました。

ホールはやはり、響に包まれる感じが弱いので、イマイチかな。演奏中に、舞台両袖のスクリーンに演奏者のライブ映像がアップで映るのは、いかにも、スタジアムふう。会場巨大なので、2階席の人にはいいかもですが、やっぱり感覚的にうるさい。ジジイ向きでは ないなぁ。

最後に、小山さん、猛烈なスピードで、仔犬のワルツをアンコール。みんな、早く帰えらないといけないいんでしょ、て感じでした。

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン 「熱狂の日」音楽祭2017
【315】小山実稚恵(ピアノ)/ウラル・フィルハーモニー管弦楽団/ドミトリー・リス(指揮)
会場     東京国際フォーラム ホールA
公演日時     2017/05/06(土) 18:00開場 18:45開演

ショパン:アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ op.22
ショパン:ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 op.11

■出演
小山実稚恵(ピアノ)
ウラル・フィルハーモニー管弦楽団
ドミトリー・リス(指揮)



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