小山実稚恵さんのショパン、コンチェルト1番にいく。
ラフォルジュルネ、いってみたかったが、今年は、ちょうど良い室内楽がなくて、そういえば、小山さんって、実力者なのに聴いたこと あいなぁということで、いってみることに。
東京国際フォーラムのホールは初めて。Aホールだったが、スタジアムみたいに巨大な会場で、ビックリ。お安く、気軽にクラシックということで、ナットクのコンセプトらしい。
小山さん、快活な雰囲気で登場。さすがに、ベテランらしく、練りこまれた表情豊かなショパン。明瞭な響きで、エスプレシーボだが、重くならない。情感がこもっていて、上品な演歌をきいてるみたい。(悪口じゃないからね)日本ちっくで、なかなかでした。3楽章が、もう少し飛翔してくれると、さらに素敵だったかも。
つぎに、大ポロネーズを、これはもう少しギャラントで、華麗だとさらにいいかな、十分だけど。こんど、もっと、いい音のホールで聴いてみよう。
バックのウラル・フィルハーモニー管弦楽団。 ラフォルジュルネの常連みたい、クラッシクな響きのたっぷりしたバックアップでありました。
ホールはやはり、響に包まれる感じが弱いので、イマイチかな。演奏中に、舞台両袖のスクリーンに演奏者のライブ映像がアップで映るのは、いかにも、スタジアムふう。会場巨大なので、2階席の人にはいいかもですが、やっぱり感覚的にうるさい。ジジイ向きでは ないなぁ。
最後に、小山さん、猛烈なスピードで、仔犬のワルツをアンコール。みんな、早く帰えらないといけないいんでしょ、て感じでした。
ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン 「熱狂の日」音楽祭2017
【315】小山実稚恵(ピアノ)/ウラル・フィルハーモニー管弦楽団/ドミトリー・リス(指揮)
会場 東京国際フォーラム ホールA
公演日時 2017/05/06(土) 18:00開場 18:45開演
ショパン:アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ op.22
ショパン:ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 op.11
■出演
小山実稚恵(ピアノ)
ウラル・フィルハーモニー管弦楽団
ドミトリー・リス(指揮)
0 件のコメント:
コメントを投稿