正直、ミュシャにそれほど興味はないんだが、パリでの成功を捨てて、故国に帰ったあと製作した、《スラヴ叙事詩》という、20点の巨大な油彩画がくるという。
まえに、箱根でミュシャの展覧会を見たときに、その話が紹介されていて、なんとなく印象に残っていたので、(金曜日は20:00まで開館ということらしい)、いってみることに。
なんでも、かなりの人気で、大混雑らしい。ミュシャなんて、それほど日本で人気の画家だったなんて、信じられない。よほど、プロモーションに才能のある人が暗躍したのかなぁ。などと思いながら、乃木坂の国立新美術館に到着。
本当に、大行列。入館に、1時間近くかかる。美術展を見るのに、こんなに並ぶなんて、久しぶりだ。
で、展示会場も。人人ひと。大画面の絵なので、俯瞰してみなければいけないのに、なかなか、難度が高い。
それでも、時間を、少々かけて、20点を見て回る。
《スラヴ叙事詩》、なんだか、アニメの原画(悪口じゃないよ)みたいで、想像以上に面白い。予想をはるかに超えて、インプレッシブな体験だった。
日本の人民大衆の趣味も、あんまり、馬鹿にしたもんじゃない。いやいや、おいら自身が、まんま、人民大衆そのものなんで、好みが近いというだけなのかも。
国立新美術館開館10周年 チェコ文化年事業
ミュシャ展
会 期 2017年3月8日(水)-6月5日(月)
毎週火曜日休館 ただし、5月2日(火)は開館
開館時間 10:00-18:00
※金曜日は20:00まで
※4月29日(土)-5月7日(日)は20:00まで
※入場は閉館の30分前まで
会 場 国立新美術館 企画展示室2E
東京メトロ千代田線乃木坂駅 青山霊園方面改札6出口
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