ニコンのD610が出ました。
10月19日の発売だから、 昨年9月のD600から、1年しかったていません。
D600のシャッター・ユニットの油問題を挽回するためなんだろうが、1年で後継機なんて、コンデジ同然です。
フラッグシップD4のAF問題騒ぎなどもあったようで、(真偽は霧の中ですが)、ニコン大丈夫なんかい。
とくに、今回のD610はいけません。後継機発売でなく、D600は、完全に問題解決しました、もう大丈夫です、と、いってほしかった。
そうすれば、安くなったD600を安心して買えるのに。これじゃあ、後、1万ほど、追い銭して、D610買うしかないじゃァないの。もう、ぼったくりですよ。
D610(760g)、安くて、軽いFXといっても、キヤノンの6D(680g)に較べれば、80gも重いんだから、 と思っていたら、メシアが来臨されました。
6回のティーザーのあと現れた、NIKON Df です。Pure Photography、なんだとか。
わたくしが、カメラ道楽への夢を断たれた、MF一眼レフ・フィルムカメラのフォルムを踏襲した、夢のデジタルカメラのようです。
もしかすると、やっと、本当に、わたしにも、リベンジを果たす時がやってきたのかもしれません。
さっそく、新宿のニコン・プラザに駆けつけ、シルバーモデルのDfを触りに行きました。
でも、わたしのピントあわせに、抵抗して受けつけていただけなかった昔のフィルム一眼レフとは、随分質感の違うものです。正直、拍子抜けでした。
けれど、どうにも、あきらめきれず、翌々週にまた新宿へ。すると、2回目なので、想像と、実物の落差からくる、ショックはありません。現在のカメラとしては、まあ、ありでもいいか、という気になりました。
それに、あのD4のセンサーをつんで、質量は765g(CIPA準拠)、キヤノン6Dにくらべても、10gしか重くありません。エクセレント!!!
お散歩カメラとして、これ以上ないシロモノではないでしょうか。問題は、値段だけ。でも、ニコ爺未満のわたくしが、真正ニコ爺への途をさらに進んでいくためには、 避けがたい試練という気が。(ほんとか?)まだ、D800Eも、手元にはないんだぞ。世迷言は、いいかげんにしなさいと、一応は、自分を叱ってみました。
ハイ、ハイ。(うわのそら)
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