2017-07-09

指揮:マルティン・ジークハルト チェロ:クレメンス・ハーゲン エルガー:チェロ協奏曲 ブラームス:交響曲 第1番 @オーチャードホール

ブラームスの交響曲第1番が大好きだと、奥さんが強く主張するので、わたしゃどちらかというと苦手なんだが、たまにはいいかと、オーチャードのN響定期に出かける。

指揮のマルティン・ジークハルトさん、独墺系のベテランらしい。あまり、きいたことがないけれど、良いかもよという感じ。

前半は エルガーのチェロ協奏曲、ハーゲンのソロは、大家風ではないけれど、繊細で、エルガーには十分。なんといっても、曲がなかなかきかせるので、満足、満足というところ。

後半、ブラームスの1番。エルガーでも思ったが、マルティン・ジークハルトさんって、ドイツ風のゴリゴリというより、上品で、弦を美しく鳴らすタイプのよう。

1番なのに、ドイツドイツした圧迫感のない、優美な演奏。ブラームス感は少し薄いのかもしれないが、悪くはないかも。

定期なのにアンコールがあって、K.136。いまどき、フルのオーケストラで、聞くのは珍しい。さすがN響、弦がきれい。とても、繊細で美しく、この指揮者、モーツァルトとかなり相性よさげである。(やっぱ、ウィーン生まれなんだとか。さもありなん)
本日のハイライトでありました。


N響オーチャード定期2015-2016シリーズ
Bunkamura オーチャードホール (東京都)

2017/7/9(日)
指揮:マルティン・ジークハルト
チェロ:クレメンス・ハーゲン
曲目・演目: エルガー:チェロ協奏曲 ホ短調 作品85
         ブラームス:交響曲 第1番 ハ短調 作品68

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