飯守泰次郎さん、新国立のワグナーしか聞いたことがないので、普通のコンサートにも行ってみようかと、東京シティ・フィルのブラームス交響曲全曲演奏シリーズⅠへでかけることに。
いってみると、演奏会の曲順が、第4番、第2番から第2番、第4番に変更とのこと。???
まずは、交響曲第2番 。いちおう、ブラームスの「田園」とかいわれる、暢びやかな曲のはずだが、飯守泰次郎さんの棒の下、なんだか、聴いたことのないような劇性に満ちた曲になってる。ブラームスって、ハンブルク生まれで、ウィーンで活躍ていうわけだが、
ウィーンっぽさ、はまるでない。ほとんど、戦闘モード。かわってる。
東京シティ・フィルの音も、東京オペラシティコンサートホールのせいか、響きのブレンド感があまりない。で、低弦がかなり、がっつり鳴る。飯守泰次郎さん効果なんだろうか。
休憩後、交響曲第4番。しみじみした、哀愁というより、剛直な男性的ブラームス。レガートがほとんどないという感じがする。
東京シティ・フィルの音が、裸形な感じできこえるので、いっそう、そんな気持ちになるんだろうか。
飯守泰次郎さんの個性なのか、東京シティ・フィルの特色なのか、いまいちよくわからない。もう少し、聞いてみないとだめみたいです。
東京シティ・フィル
2018/1/20(土)
午後2時開演 [午後1時15分開場]
東京オペラシティコンサートホール
~ブラームス交響曲全曲演奏シリーズⅠ~
ブラームス:交響曲第4番 ホ短調 作品98
ブラームス:交響曲第2番 ニ長調 作品73
J.Brahms:Symphony No.4 in E minor, Op.98
J.Brahms:Symphony No.2 in D major, Op.73
指揮:飯守 泰次郎
Taijiro Iimori, Conductor
主催:一般財団法人東京シティ・フィル財団
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