パルテノン多摩に行くのははじめて。ホールができた当初は随分がんばっていたみたいだけれど、いまはどうなんだろう。
大雪警報をかえりみず、行ってみると、2曲を休憩なし、小休止のみの、1時間コンサートだそう。それはそれは。
で、1曲目、モーツァルト:クラリネット五重奏曲がはじまる。
ああ、なんて、美しい曲なんだろう。あまりの美しさに、胸が苦しくなる。2楽章に入ると、老人性の涙腺崩壊症で舞台がみづらい。で、終楽章、地上のもろもろの思いをおきざりにして、ミューズが天に登って行った。ほんと、超絶名曲(超をもうひとつつけたいゾ)。
小休止後、ブラームス クラリネット五重奏曲。
ミューズが地上に戻ってきて、晩秋の森をさまよっている。やっぱり、超名曲。好み的には、もっと、演歌してくれた方が、気分かも。でも、モーツァルトのあとだもんね。世界が違うのは当然か。
雪が降ってるというのに、アンコールまでしてくれた。
R・シューマン 夕べの歌(レーガー?編曲 クラリネット五重奏版)
これで、1000円。平日午後の暇なご老人救済イベント。文句のつけようがない。
読響メンバーによる室内楽のしらべ #07
クラリネットと弦楽による至高の響き
~モーツァルトとブラームスの二大名曲~
【出演】
クラリネット:金子 平 ヴァイオリン:杉本真弓 外薗彩香
ヴィオラ:渡邉千春 チェロ:松葉春樹
【曲目】
モーツァルト:クラリネット五重奏曲 イ長調 K.581
ブラームス:クラリネット五重奏曲 ロ短調 作品115
■会場/公演日時
パルテノン多摩 小ホール
2018年1月22日(月) 14:00
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