インバルのショスタコーヴィチの交響曲シリーズ、今回は第11番です。
はじめは、チャイコフスキーの幻想曲《フランチェスカ・ダ・リミニ》
なかなか大袈裟な曲で、インバル大奮闘でしたが、まあ、駄曲っていうことでいいんじゃねと、チャイコ・アレルギーまるだしの感想となりました。
次に、
ショスタコーヴィチ:交響曲第11番 ト短調 op.103《1905年》
初めはなんとも陰鬱というか、ぐだぐだで、徒労感が漂う感じで始まる。
そして、徐々に、暴力的世界が全面に出てきて、まあ、凄まじいことになる。
そう、20世紀は革命と戦争の世紀なんでありました。とつくづく思います。
じゃあ、21世紀はどうなのよ。やっぱり、世界は暴力に満ち満ちているよなぁ。
ショスタコーヴィチ 聴いてると、どうしても、厭世的になっちまう。
ああ、いやだいやだ。
インバルはブラボーでありました。
東京都交響楽団 第890回 定期演奏会Aシリーズ
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日時:2019年11月11日(月)19:00開演(18:20開場)
場所:東京文化会館
指揮/エリアフ・インバル
曲目
チャイコフスキー:幻想曲《フランチェスカ・ダ・リミニ》op.32
ショスタコーヴィチ:交響曲第11番 ト短調 op.103《1905年》
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