インバル、都響のショスタコーヴィチ:交響曲第12番に行く。
前半、
ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番
初めはショスタコらしい、鬱屈した雰囲気で始まるけれど、徐々に協奏曲らしい名技性に溢れてたブラブーラの音楽になって、華やかに盛り上がる。
ヨゼフ・シュパチェクさんのヴァイオリンもピュアな美音で、ノリノリの演奏。素晴らしい。
アンコールは
イザイ 無伴奏ヴァイオリンソナタ第5番第2楽章
後半
ショスタコーヴィチ:交響曲第12番
なんだかショスタコーヴィチ っぽい被虐感、にがっぽい屈折があまりない曲のような気がする。
で、ショスタコ聴いた後の、なんとも言えない惨めな徒労感も薄い感じ。
そういう曲なのかしら。
ショスタコーヴィチに限って、そんなに単純な音楽な訳はないはずだけれど。
まあ、前回聴いた11番が凄まじすぎたんで、そのせいかもね。
第891回 定期演奏会Cシリーズ
日時:2019年11月16日(土)14:00開演(13:20開場)
場所:東京芸術劇場コンサートホール
出演者
指揮/エリアフ・インバル
ヴァイオリン/ヨゼフ・シュパチェク
曲目
ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番 イ短調 op.77
ショスタコーヴィチ:交響曲第12番 ニ短調 op.112 1917年
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