ヤルヴィのブルックナー交響曲 第3番 があるというので、おひつ膳 田んぼ 代々木本店で腹ごしらえのあと、NHKホールへ。
前半 バッハ/ウェーベルン編のリカツーレ
ああ大昔 リステンパルト/ザール放送室内管弦楽団で室内オケ版フーガの技法聞いたなぁと旧懐にひたる。でも、ウェーベルンの編曲はずっと手が込んでいて、面白いが、バッハの質感としてはは?かな。
次は
ベルクのヴァイオリン協奏曲。いい曲だったと思うけど、ギルシャハムって、なんだか随分あまったるい美音で鳴らした人だったような。ベルク と相性いいんかしら。どうも、はてな、であります。
アンコールはバッハのガボット。極めて美音。クライスラーのショウピース弾いてるみたいに楽しげでした。上手いことは間違いなしであります。
後半
ヤルヴィのブルックナー/交響曲 第3番。
細かな表情づけで曲の流れがわかりやすい 、であります。そして美しい音響のブルックナー。変化に富んでいるので飽きる暇がなく最後まで楽しく聞くことができる。
ヤルヴィってマーラーよりブルックナーのほうがいいのかしら。
ただし、ゴリゴリのブルックナー信者様がお喜びになる演奏どうかは怪しいかな。
今時の、美麗きわまる、表情豊かで、聴きやすいブルックナーであります。
わたしゃ特別ブルックナー信者ではないのだけれど、正直、もう一度でいいからハウシルトの棒で神々しいブルックナー⒲お聴きたいなぁと思ってしまいました。
NHK交響楽団 第1916回 定期公演 Cプログラム
2019年6月14日(金) 7:00pm
NHKホール
バッハ (ウェーベルン編) /リチェルカータ
ベルク/ヴァイオリン協奏曲
「ある天使の思い出のために」
ブルックナー/交響曲 第3番 (第3稿/1889)
指揮 : パーヴォ ・ ヤルヴィ
ヴァイオリン : ギル ・ シャハム
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