前半、
ベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番。
ピアノはルドルフ・ブッフビンダー。ブヒベンダー、 知らないうちに ウイーンの 重鎮ピアニストになっていたらしい。
確かに、ヴィーンでブレンデル以降(イギリス在住)、まともなピアニストがいたという話は知らんかったものね。
で、ベートーベンのピアノ協奏曲でいっとう好きな4番をやるというので楽しみに池袋へ。
のっけのピアノの導入部。やはらかで上品な響き、なるほどねぇという感じ。ビリリアンシーはないけれど、第2楽章の美しい情感をじくりと弾いてみせて、さすがでありました。
ピアノはベーゼンドルファーじゃないはずとオペラグラスで確かめたけど、しっかりスタインウェイ。
かなり満足でありましたしたが 、4番はピリスの引退公演の神演の記憶が鮮明なので、まあ、路線違いではありますが、上には上があるものねという感じ。
アンコールはベートーベンのソナタ 2楽章。自然体のベートーヴェンで素敵でした。
後半、
マーラーの交響曲第5番。
ヴァイグレ、 2日前聞いたヤルビヴィと大違いで、しっかり、マーラーしていて、さすが、でした。
これからの読響とヴァイグレ 、本当に楽しみです。
読響日曜マチネーシリーズ 第220回
2019 9.22〈日〉 14時開演
東京芸術劇場
指揮=セバスティアン・ヴァイグレ
ピアノ=ルドルフ・ブッフビンダー
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番 ト長調 作品58
マーラー:交響曲第5番 嬰ハ短調
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