そこで、最終日の予定だった岩崎村の十二湖散策コースに変更。森の物産館キョロロというところをめざす。
本当は、浮気心を起こして、鰺ヶ沢町の白神の森 遊山道(2.2km.2時間)というとこに寄り道するつもりだったが、入口につくと、鰺ヶ沢町の清掃車みたいのが出てきて、閉山中なんで、シッシッとされちゃったのでありました。
やむなく、森の物産館キョロロをめざし、日本海岸を南下、五能線「リゾートしらかみ」で有名なローカル線沿いを車で走る。
日本海っぽくて、なかなか、やさしげな海岸がつづく。名勝、千畳敷というありがちな景勝地で、写真をとり、無事、森の物産館キョロロにつく。
十二湖散策コースは、1周1.5kmで、1時間弱のアップダウンがないコースという、楽そうなところである。
でも、今日は、ずっと、雨なので、山用の雨具を装着、9時30頃に出発。
白神山地の北西部、十二湖の中でも最も奥地にあるという“鶏頭場の池”にそって、日差しが直接注ぐ夏がいいという青池にむかう。
雨なので、青池というより、藍池という感じの色で、霧が漂う、それなりの雰囲気。
ここで、地図を忘れていたので、誤って、ご推奨の楽なコースから、外れてしまう。なにしろ、道路標識が金山の池方面のものしか、見当たらなかったので、素直に従ったのが、迷子の始まりであった。
ブナ林っぽい細い道を進んでいくと、藪漕ぎみたいな感じになって、アップダウンはあまりないものの、到底、楽そうなコースではない。
ようやく、金山の池っぽいところに到着。でも、はっきりいって、これから、どこにいっていいのか、さっぱりわからない。
なるべく、広そうな道を選んで、歩いていくと、また、広めの池(たぶん、糸畑の池)に遭遇。でも、人影は、見当たらない。
さ らに行くと、十二湖リフレッシュ村(おそらく)付近に到着、初めて、人に会う。まんま、鳥撮り師さま。で、キョロロに行くには、とお聞きすると、キョロロ なんて、聴いたことない様子。それではと、青池に行くにはときくと、しばし考えて、いろいろ道はあるみたいだけれど、右に曲がって、少し行ってから、上に 行く道にと、教えてくれる。
すると、地図を発見、左でもいけそうなんで、近そうな、左に折れ、キャンプ場にそって、しばらく行くと、二股の山道の入口になる。
はて、どっちの道だべとまよったので、近くにたむろしていたやはり鳥撮り師のグループに、また、青池へのルートを聞く。
詳しそうなひとはあまりいなかったが、雨なんで、山道は避けた方がいいからと、遠周りの玉池経由の道を薦めてくれる。前の人が教えてくれた方向みたい。
で、再び、戻り、舗装路をたどると、上がっていく山道の入口を発見。なかなか、きれいで、道標も青池と表示があるので、ショートカットになるだろう、山道でいくことにする。
たいして急な坂はなくって、安パイな道である。何しろ、迷っていた時の道がやばすぎたので、楽な気分だ。ほどなく、12時頃には、青池到着。ほぼ、2時間半、予想外の、長距離コースになってしまった。
森の物産館キョロロで、昼食は味気ないので、すぐ引き返し、鰺ヶ沢町の新名物「ヒラメのヅケ丼」
とPRしている、ご当地丼を喰うことにして、車で急ぐ。
1時半ころ、一応目当てとしていた、鰺ヶ沢町の「たきわ」につくと、臨時休業とか。こまった、いろいろ迷うが、結局その隣の割烹「 水天閣」に入店。
その後まだ、2時前なので、前日、宿のテレビで放送していた、 ベンセ湿原(つがる市木造館岡野崎)にいって、満開というニッコウキスゲを見ることにする。
2時半少し前には、無事、到着。雨なので、2,3台しか車がいない駐車場にはいる。
傘をさして、湿原の木道へ。15分ほど歩いて、ニッコウキスゲの群落を見て回る。
雨に似合う、なかなか、素敵な花だ。ほかにも、これからが季節という、ショウブも咲いていて、いい寄り道になった。
4時前には、今日のお宿、ブナの里白神館にチェック・イン。
山で、道に迷うのは、おおいに、いかんが、時間的には、丁度いい具合に収まったので、ついていたといえるかも。ジジイなんだから、もう少し、まともな、行動を、と、天の声が。アレ。
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