D800Eの影
じつは、秘密なんですが、二年ほど前まで、D700の2台体制を組んでおりました。
レンズ交換がいやなんですよ。もう、ほんと、メンドイ。
ところが、D700の2台を首からぶら下げるというのは、相当に無理がある。苦行に近いということを、実地の体験で、よくよく、理解することになります。
D700を2台なんて、無理、無理、D300とがいいところよ、という、わかりやすい結論を得ることになりました。
そのころ、D700後継の噂が現実味を帯びます。これは、何とかせねばなりません。
そこで、所有のD700を1台、YAHOOのオークションに出すという英断をやってのけたのです。
これで、後継機の資金はなんとかなるはずでしたが、悪銭身につかず、そのお金は、いま、かげもかたちもありません。
ところで、ニコンですが、2012年の2月、D700でこさえたゲンナマが泡と消えた頃、D800Eという、とても、D700の後継とはいえない、お化けのようなカメラを発表します。
3,630万画素といえば、4,000万画素の中判デジタル一眼「PENTAX 645D」(一時本気で購入を検討。)にあと一歩の高画素機で、おまけに、Eつきは、驚きのローパスレスです。
ニコンは高画素に気乗り薄だったんでは、という都市伝説が吹き飛びました。(そんな高画素、いったい何に使うんでしょう)
しかし、お金はもうありません。価格が下がってくるのを、泥亀のごとく、まっているしかなすすべは、ないのでした。
で、いまや、消費増税賛成派です。増税前にはD800Eを何としてでも手に入れる、錦の御旗となっているからです。ありがたや。ありがたや。
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