2013-10-18

日本フィルハーモニー交響楽団 第654回定期演奏会 スクリャービン

寅福 ルミネ新宿店で腹ごしらえをした後、
日本フィルハーモニー交響楽団  第654回定期演奏会にサントリーホールへゆく。

ラザレフがスクリャービンのシリーズをはじめるようなので、ちょっと聴いてみようかと思ったのでした。

曲目は
チャイコフスキー: バレエ組曲『眠れる森の美女』
武満徹: ウォーター・ドリーミング
スクリャービン: 交響曲第3番 ハ長調 op.43 「神聖な詩」

ということで、
チャイコフスキーを聞く羽目に。ま、なかなかエネルギィシュに劇的情景という感じの演奏。

武満徹のウォーター・ドリーミングも、すこし、劇的要素が強い演奏かなぁ、普通聞くタケミツトーンとは別な趣があるような。でも、後期の作品だから、いいかんじで聞いていられる。

休憩後におめあてのスクリャービン「神聖な詩」だったが、やはり、なんというか、かなり、誇大妄想的な音響が続くのだが、旋律的な妙味には乏しいとか思ってしまいました。

ラザレフは、大車輪の力演。
でも、わたしとしては、スクリャービンこれ以上聴きに来なくてもいいような気がしました。

あと、日本フィルハーモニー交響楽団の音について、インキネンのシベリウスのチクルスのときには、いい感じだったんだけれど、今日は、少し荒れた響きに思われました。曲によるのかしらねえ。5日前に聞いた東響がかなりよかったということもありそうです。

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