ベートーベンのピアノ・ソナタ全集をバックハウスできく。
ベートーベンは、あまり一所懸命きいたことがない。
高校のころ、レイボビッツというシェーンベルクの弟子が指揮した交響曲の全集を(リーダースダイジェストのもので、安いというだけで購入。でも、今から思うと、なんか、すごいものををはじめに選んだのかなあ。無知とは恐ろしい。また、聞いてみたいなあ)あきれるほど聞いていたが、大学に入ると、モーツァルトにあっさり転向。それ以降、ベートーベンには苦手意識が強い。
で、あらためてきくと、立派なもんです。バックハウスの演奏も、1番から32番まで、曲がよくなるにしたがって、どんどん良くなる。ハンマークラフィアで絶頂。その後、最後期で、別世界に昇天する。ゆめまぼろしの世界。難波のことは・・・てな気分です。
ハンマークラフィアについては、バックハウスは、モノなので、ギレリスのライブもついでに聞いた。
ギレリス、立派。こんど、グラムフォンに入れたやつを全部聞かなくては、と思わされた。
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