切符の引き渡しも終えてので、カサマイアの食事までの時間調整で、山種美術館の没後60年記念 川合玉堂 - 古きよき日本の風景 -展 へ。
川合玉堂といえば、なんだか、ザ・日本画みたいな、保守本流の風景画の印象が強い。尖ったところはないけれど、しみじみ、みていて、気分が良いということで、意外に好きな画家だ。
やっぱり、画のまえで、つくづく感じるのは、こういう風景画は、比喩というよりもっと直接的に、詩の精神が、基本にあって、成立するんだということだ。
画を眺めているのか、詩を読んでいるのか、わからない感じがしきりにするのだ。
興奮はないけれど、なかなかに良い時間だった。
なお、今回は、「特別展 没後60年記念 川合玉堂」1200円の冊子が売店にあって、スヴェニール愛好家のわたしをおおいに満足させてくれたのでした。
没後60年記念 川合玉堂 - 古きよき日本の風景 -
会期: 2017年10月28日(土)~12月24日(日)
*会期中、一部展示替えあり(前期: 10/28-11/26、後期: 11/28-12/24)
会場: 山種美術館
開館時間: 午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日: 月曜日
主な出品作品: 約80点 (すべて川合玉堂筆) ※会期中、一部展示替えあり。
◆前期: 10/28-11/26、◇後期: 11/28-12/24、左記以外: 展示期間は記載のとおり、無記載は全期間展示。
《鵜飼》、 《渓山秋趣》、 《竹生嶋山》、 《石楠花》、 《春風春水》、 《松上双鶴》、 《山雨一過》、 《荒海》、 《早乙女》、 《渓雨紅樹》、 《高原入冬》、 《遠雷麦秋》、 《松竹梅》のうち「竹(東風)」◆他(以上 山種美術館)、 《赤壁》(青梅市立美術館)
《写生画巻》、 《夏雨五位鷺図》、 《瀑布》、 《紅白梅》、 《花をいけて》他(以上 玉堂美術館)、
《宿雪》(日本芸術院)、 《家鴨図》[12/12-12/24]、 《深山濃霧》[11/28-12/10]、 《渓山四時図》◆(以上 東京国立博物館)、
《屋根草を刈る》(東京都)、《朝もや》◆、 《彩雨》◇、 《祝捷日》◆(以上 東京国立近代美術館)など
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