2017-11-11

ブロムシュテット、ゲヴァントハウスの切符騒動顛末記。もう嫌、末期症状、涙。

じじいになると、こんなことがおきるのである。

ブロムシュッテット、ゲヴァントハウス来日公演を知って、久方ぶりに海外オーケストラを聴きに行く気になる。

何しろ、今や、私の良く知る傑物指揮者はみなさん天国か地獄の住人で、超大物がメータ、大物がヤンソンスとかいわれても、馬鹿高い切符を買う気は全然、起こりません。

で、発売予定日に、パソコンに陣取って切符の予約に挑む。

無事、比較的安価な、横浜公演の券をゲット、やれ安心と思ったら、その日の演目は、シューベルトのグレイトなのに気づく。グレイト、超絶名曲だとは思うが、買いたかったのはブルックナーの方なのよ。

詮方ないので、又、パソコンにむかい、ようよう、11月12日のサントリーホール、ブルックナーの7番、B券、1階最後部だが比較的いい位置の席 を確保(主観的にはってことでした)、まあ、しょうないね、と思って、11月の公演日を待つことにあいなった。

さて、11月。間違えて買っちまった9日の横浜公演、ブラームス・シューベルトは大満足。吉であります。(なんだか、意外と、空席ありでした。このときは、お気楽に、12日のブルックナーにあつまっちゃったんかしら、おいらも、行くもんねと、余裕の発言)

まあ、幸運だったと思うことにしようと、翌10日、機嫌よく次のサントリー公演の切符をみていると(普通、前々日に切符確認なんてしたことはない。出かける前にやっとですよ。天からのお告げなんでしょうか?)、公演日が11日になっている。はて、どういうことだべと、確認してみると、その日は、サントリーホールでも、横浜で聴いたシューベルトとおんなじ演目であることが判明する。まあ、何処かのお馬鹿が、間違って買ったんだわな、号泣。

はて、どうすべい、と色々、煩悶。と言っても、為すすべはないので、11日のサントリー、シューベルトに、また、行くしかないと、覚悟を決める。

で、ネットを見ると、12日のブルックナーは当日渡しのS券がまだある、もう毒皿ね、ということで、ポチしたのであります。でも、どんな席かもわからない。馬鹿高いS券とかいっても、ひどい席はひどいもんなぁ、とつい泣きをいれたくなる。ということで、ブルックナーについては、ひとまず、弥縫対策終了。

でも、同じ公演を複数回通い詰めるなんて、ミラノやウィーンのオペラがクライバーと来た時ぐらい、いくら、ブロム・ゲヴァントハウスだって そりゃないぜよと思う。

そのうち、チケットキャンプという、切符売買のサイトがあるのを思い出す。で、駄目もと、めんどっちいけど、会員登録。手持ちの11日のB券を31%オフで売りに出してみることとする。

売れればよし、売れなければ、もう一度、シューベルト、ということで、11日に、サントリーホルヘでかける心積りをいたすことになった。

すると、10日の夕刻、落札のメールが届く。まあ、土砂降りの中、わずかに光がということで、11日、手渡しなので、予定どおり開場時間にお出かけ、しばし、購入者の到着を待つ。

なんとか、無事?取引を完了。ほんとは、チケットキャンプの完了手続きの方法がようわからず、買い手様にいろいろとお助けいただく。で、横浜公演とっても良かったですよ、楽しんでくださいね、とお愛想、任務が終了したのでした。

結局、チケットキャンプへの手数料等をふくめると、48%オフ、10000円弱の損金支出と相成りました。

これから、カサマイアで残念祝宴ディナーで、自分をお慰めすることとなっているので、それの費えといたすことになります。足りんがな。涙。

0 件のコメント:

コメントを投稿