2019-03-07

読響名曲シリーズ 第620回  指揮=シルヴァン・カンブルラン  フルート=サラ・ルヴィオン イベール:寄港地 フルート協奏曲  ドビュッシー:5つの前奏曲(ツェンダー編) 交響詩「海」 @サントリーホール 大ホール

カンブルランが読響のシェフを退任ということで、いろいろ得意の演目による演奏会が続く。カンブルランとは意外と相性いいみたいなので、ドビュッシーの「海」を聴きにのでサントリーホールに。

前半はイベールの寄港地。
まあ 聞いたことはあるがとくに記憶に残るもののない曲である。
最初は、やあなかなかうまい曲やなあ、ロシア5人組のへぼい曲よりずうっと上手じゃんかなどと思たが、最後まで、感興がもたず やっぱり力不足なような気がする。

次にフルート協奏曲。なんでも20世紀のフルート協奏曲の傑作で、モーツァルトに続く貴重な名作なんだとか。

確かに、フルートの特性を活かして、ティンカーベルが気紛れに飛び回っているような雰囲気が出ているが、モーツァルトに比較できるほどの傑作なのかしら。もと、モーツァルティアンの脱落者としては、ふうむ、という感じです。

後半、
ドビュッシー:5つの前奏曲(ツェンダー編)。なんか、コミカルで、面白い編曲。 

最後に、 交響詩「海」
やっぱり、なんかドビュッシーの流石の才能を見せつけるような、名曲オーラ出まくりの名演。
ヤッパリこのくらいの水準の曲が聴きたいよなあと、うっとりいたしました。

カンブルランと読響って、かなり相性いいみたいだったので、新しいシェフのヴァイグルさんになると、どんなもんなんだべか。などと、思いましたです。



読響名曲シリーズ 第620回 
2019/3/7(木)18:30 開場 19:00開演 
サントリーホール 大ホール

指揮=シルヴァン・カンブルラン 
フルート=サラ・ルヴィオン

イベール:寄港地  イベール:フルート協奏曲  ドビュッシー(ツェンダー編):前奏曲集 5つの前奏曲(ツェンダー編) (帆3 /パックの踊り/風変わりなラヴィーヌ将軍 /雪の上の足跡 /アナカプリの丘 )

ドビュッシー:交響詩「海」

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